6人組ガールズグループ・HUNNY BEEが語る新体制後の変化とニューシングルの魅力
「ホリプロタレントスカウトキャラバン」により選出されたメンバーによって結成された、6人組ガールズグループ・HUNNY BEE。2024年にはレーベルの移籍と新メンバーの吉沢凛音が加入し、新体制としてスタートした。他にはない彼女たちの特徴のひとつが、女優・タレント・歌手・YouTuberと、さまざまなフィールドで活躍しているメンバーが集まっているということだ。
ニュースクランチでは10月2日にニューシングル『Re:Start With Yourself / 歌え!コ・モ・ド・テ・ポン!』をリリースするHUNNY BEEにインタビュー。
背中を押してくれる楽曲です
――8月21日にはカメイドクロックにてリリースイベントが開催されました。6人でのステージはいかがでしたか?
カンナ:あとからライブの映像を見返したら、みんなすごく楽しそうにステージに立っていたのが印象的でした。ここに向けてたくさん練習をしてきたので、その成果が表れたんじゃないかなと思いますし、みんなちゃんとお客さんの顔を見て、いろんなところに視線を配りながらやっていたので、初めてにしてはすごく上手くいったんじゃないかなと思います。
ゆりな:私は久しぶりにファンの方々とお会いできる機会だったので、皆さんと直接お話ができたことがうれしかったですし、私にとって大切な瞬間でした。
――実際にファンの方の反響はいかがでしたか?
エマ:一緒に踊ったり、口ずさんでくれて、ファンの方々との一体感を感じられました。それがすごくうれしかったですし、楽しかったです!
カンナ:リリースイベントが終わってから、実際にDMで感想を送ってくださる方とかもいたんですよ。やっぱり久々のイベントだったので、ファンの方たちもすごく喜んでくれて。私たちの歌とかダンスの練習の成果が見えてたみたいで、「すごく良かったよ」という声をたくさんいただいて、安心しましたね。
――再スタートとなると、やっぱり不安はありましたか?
カンナ:ありましたね。前の活動から1年ほど空いていましたし、そのあいだに発信もしていなかったので、ファンの方も準備できてなかったと思うんですよ。だから、再スタートのお知らせをするときには「どんな反応が返ってくるんだろう」と、すごくドキドキしました。でも、「おめでとう」という声をたくさんいただいて安心しましたし、より頑張ろうという気持ちになりました。
――10月2日には『Re:Start With Yourself / 歌え!コ・モ・ド・テ・ポン!』がリリースされます。『Re:Start With Yourself』はこれから再出発するグループともリンクする内容になっていますね。
ゆりな:聴いたときは私たちにぴったりだと思いましたし、私たちにしかできない曲だなと感じました。サビはもちろんなんですけど、サビ以外の歌詞も本当にステキなんですよ。「誰の真似もしなくていいから、ありのままの自分でこのまま突き進んでいこう」というメッセージが込められているので、少し自信がない時期とか、悩んでる時期に、この曲を聴きながら毎日練習に行くと勇気をもらえるので、きっと皆さんの背中を押してくれる楽曲なんじゃないかなと思います。
――セリフパートも印象的でした。これはメンバーそれぞれが考えられたそうですね。
カンナ:そうなんです。私は自分の趣味でもあるドライブを歌詞に入れたいと思っていたので、ハンドル握ってアクセル全開みたいな車っぽい要素が入っています。私は最後にセリフを言うことになっていたので、最後に自分がまとめるという意味も込められています。
凛音:私自身を表現できるのは何かなって考えたときに、韓国が好きなのでハングルを入れました。人生は一度きりで、みんな愛されて当然みたいな内容になっているんですけど、メンバーやファンの方に向けて作りました。
れいあ:私は元気がないときに、ご飯を食べるとすごい元気になるので、「ご飯もぐもぐよく食べよっ 元気あるなしよく食べて、笑顔いっぱい!」という歌詞にしました(笑)。
エマ:私は英語で作りました。最初に「Nothing is impossible」というフレーズが出てくるんですけど、これは『ミッション:インポッシブル』が大好きなので、そこから取ってきました。やっぱり自分の可能性を決めつけないで、自分にはできるって言い聞かせるつもりで作ったので、ファンの皆さんも限界を決めずに頑張ってほしいです。
ゆりな:どうしたらファンの方々と一緒にHUNNY BEEを作り上げることができるかなと思ったときに、まずコール&レスポンスが真っ先に思い浮かんだので、その要素を入れました。ファンの方には感謝の気持ちを伝えたかったので、私の心の気持ちが伝わっていたらいいなって思います。
リコ:私はラップを取り入れたんですけど、私が感じた言葉たちを全部詰め込みました。「革命」や「覚醒」、「勇往邁進」という強い言葉には、これからHUNNY BEEが皆さんを巻き込んでいくぞ、という思いが込められています。
――MVは一人ひとりストーリー性のある映像になっていますが、見どころや注目ポイントはありますか?
エマ:最後にステージに立ちたい、という同じ目標に向かってメンバーが集まる場面に注目してほしいです。
れいあ:みんながバイトしているシーンが描かれているので、バイトしてる仕草とか、一人ひとりが何をやってるのかを見ていただきたいです。
リコ:私は今回ドラムを叩かせていただきました。小学生のときに少しだけやってたことがあったんですけど、10年ぶりくらいにドラムを叩いたんです。たぶん、ここで私がドラムを叩いてる姿を初めてファンの皆さんにお見せすると思うので、ぜひ見ていただきたいです。
――10年ぶりのドラムはいかがでしたか?
リコ:最初は上手く叩けるか心配だったんですけど、意外と手が覚えていて、少し練習したら叩けました(笑)。
――『歌え!コ・モ・ド・テ・ポン!』は健康促進企画「いっしょにおどろう!コモドなたいそうプロジェクト」テーマソングになっています。『Re:Start With Yourself』とは違って、ポップで可愛らしい楽曲ですね。
カンナ:「コモドなたいそうプロジェクト」は、楽しく運動をして健康を促進していこうというプロジェクトになっているので、楽曲も勝手に体を動かしたくなるような明るい曲調になっています。
エマ:今回はMVが全部CGでの撮影だったので、緑の背景のなかで撮影したんですよ。横移動するダンスもあるんですけど、そのときに手が切れちゃったりして撮り直ししたり、難しい部分もあったんですけど、撮影しながらどういうふうに映像化されるのかが楽しみでした。
カンナ:難しかったよね。映像に映ってるキャラクターたちが実際にモニターに映った状態で撮影したので、立ち位置の調整がすごく大変でした。映像を見ると、ずっと同じ背景だから時間かかってるように見えないと思うんですけど、実は丸一日かけて撮ったんです。
――最後に、今後の目標について聞かせてください。
カンナ:共通の目標として定めているのはZeppのステージに立つことです。そこに向かって今は頑張っているので、まずはそのために楽曲のパフォーマンスをより良いものにしていって、多くの人に届けるために、SNSの発信や個人の活動を頑張っていきたいと思っています。
〈川崎 龍也〉
10/02 18:00
WANI BOOKS NewsCrunch