『光る君へ』次回予告。押し寄せる興福寺の僧兵を前に狼狽する道長。一方でまひろは中宮彰子の問いに「殿御はみな、かわいいものでございます」と答え…

(『光る君へ』写真は第33回より/(c)NHK)

『光る君へ』次回予告

現在放送中の吉高由里子さん主演・大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第33回の「式部誕生」が9月2日に放送。その最後に流れた第34回「目覚め」の予告が話題になっています。

*以下、第33回の「式部誕生」の放送内容と次週予告のネタバレを含みます。

●「式部誕生」あらすじ

道長(柄本佑さん)に頼まれ、まひろは彰子(見上愛さん)が暮らす藤壺に住み込みで働き始める。

まひろは早速、物語の続きを書こうとするも、宮中での暮らしに慣れず、思うように筆は進まない。

悩んだまひろは、道長の反対を押し切り、家に戻って執筆することに。

この頃、一条天皇(塩野瑛久さん)の命で除目の儀に復帰した伊周(三浦翔平さん)が不穏な動きを見せ始めていた。

数ヶ月後、書き進めた物語を持って藤壺を訪ねると……

次週予告

*以下、本編直後に流れた次週予告

大勢の僧兵らが歩みを進める。

「大極殿前の朝堂院に、興福寺の僧たちが押し寄せております!」

報告を受け、驚いた表情で立ち上がる道長。

権中納言となった藤原斉信の「中宮様を奥の間にお隠しまいらせよ」の声の中、中宮彰子の姿が映る。

「帝の御身にまでは、危害は及ぼしますまい」と女房達に話すまひろ。

「お供致したく存じます」と力強く告げる道長の嫡男・頼道(渡邊圭祐さん)。

殿御はみな、かわいいものでございます

「ええ?」と顔を見合わせるまひろと弟・惟規。

曲水の宴の場面が映り、「今はやりの物語を書いている女御か」との声が流れる。

ほくそ笑む興福寺別当・定澄。

道長の「わが生涯最後の御嶽詣である」の声が流れる中、白装束で出立する道長。

「光る君が…何をしたいのかわからぬと」と話す中宮彰子。

まひろの笑みと共に「殿御はみな、かわいいものでございます」のまひろの声が流れて――。

大河ドラマ「光る君へ」の主人公は平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性である紫式部。

彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。

脚本は大石静さんが担当しています。

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