『虎に翼』<結婚は幸せの終着点>花江と<結婚したいわけじゃない>玲美。結婚観を揺さぶる展開に視聴者「直明は自分の家族しか考えてない」「航一も」「親戚が揃うお盆にこの話題(笑)」

(『虎に翼』/(c)NHK)

8月15日の『虎に翼』

現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。第20週「稼ぎ男に繰り女?」の99回が8月15日に放送され、話題になっています。

*以下、8月15日放送内容のネタバレを含みます。

結婚しても同居を続けたいと主張する直明(三山凌輝さん)と花江(森田望智さん)の対立は続いていた。

どちらの気持ちもわかるだけに頭を悩ませた寅子は航一(岡田将生さん)に相談。猪爪家に来てもらうことに。

誰よりも冷静な判断ができるはず、と航一に同席してもらいながら、花江と直明はそれぞれの思いを話し合ってーーといった話が描かれました。

あらためてあらすじ

今回、結婚後も猪爪家に同居したいと主張する直明と、別に暮らすべきだと主張する花江のわだかまりを解消するため、猪爪家に道男をふくむ家族が全員集合。

航一と直明の恋人・玲美も加わり、家族裁判が開かれることになりました。

自分の経験をふまえ、特に結婚した最初、嫁と姑は同居するべきではないと話す花江。

対して、大学まで通わせてもらった恩返しと、花江の息子である直人・直治が自由に羽ばたいていけるという意味で、あくまで同居を主張する直明。

しかし直人は、花江はあくまで自分たちの母で、戦死した父・直道の遺言を守る意味でも、母を守る役目は自分たちにある、と話します。

そういったやりとりをふまえ、自身の気持ちをたずねられた玲美。

花江から本音で話して、と言われた玲美は「そもそも、私は是が非でも結婚したいわけじゃありません」と答えます。

意外な回答にみなが動揺するなか、花江が「…そうなの?」と反応したところでドラマは幕を閉じました。

ネットの声

新潟編での高瀬・小野の友情結婚の話題から、「結婚」のありかたを巡ってやりとりの続いている印象のある『虎に翼』。視聴者からはさまざまな反応が。

ネットでは「ガチガチな結婚観をぶっ壊す玲美の登場。いいね!」「家族と離れたくない、もしくは自分の家族のために同居を主張する直明は、結果として自分の家族と離れて暮らすことになる玲美のことを考えていない」「結婚は選択肢でなく、幸せの終着点で絶対条件とまで話していた花江に対して、この意見はひっくり返る」「航一だって、寅子に同居という名のプロポーズをしてたよなあ。寅子の事情そっちのけで」「全国津々浦々、お盆で親戚が集っていると思われるタイミングにあえてこの話題。痛快すぎる(笑)」といった声が交わされていました。

朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデル。昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメントです。

仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演し、尾野真千子さんが語りを、脚本は吉田恵里香さんが担当。

主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。

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