浅田美代子「50周年のイベント前に犬の散歩で転び顔面を強打。これで厄が全部落ちたんじゃないかしら」

「2月に記念イベントを開催したのですが、実はその2週間ほど前に事件が……」(撮影:浅井佳代子)
現在発売中の『婦人公論』2024年9月号の表紙は、俳優の浅田美代子さん。「ケセラセラで生きてきた」と語る浅田さん。発売中の本誌から、特別に記事を先行公開いたします。
(撮影=浅井佳代子 構成=篠藤ゆり)

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【写真】Gジャンにスニーカーを軽やかに着こなす浅田さん

50周年記念イベントを前に事件が!

今年、芸能生活50周年を迎えました。2月に記念イベントを開催したのですが、実はその2週間ほど前に事件が……。

犬の散歩の帰りにつまずいて、派手に転んでしまったんです!

両手がふさがっていたので、左顔面を強打してみるみる紫色に。鏡を見るたびに悲しくて、なぜこんな時に、と落ち込みました。

でも、骨折していなかったことだけが不幸中の幸い。イベント当日は、メイクで隠してもらって臨みました。なんとかなるものですね(笑)。

これで厄が全部落ちたんじゃないかしら。

明日は明日の風が吹く

私は昔から、「ケセラセラ」で生きてきました。明日は明日の風が吹く、って。

何か問題が起きた時、私のちっちゃな頭で考えても解決できないから。友達とご飯を食べて笑っているうちに、悩んでいるのがバカらしくなってくるんです。

今回も、あらゆる場面で友達に助けてもらいました。人に恵まれていたからこそ、ここまでやってこられたんだなとつくづく思います。

人が好きなので、自宅で友達をもてなすのも大事な時間です。料理も楽しいけど、テーブルセッティングが一番かな。

昔から集めている古伊万里の食器に洋食をのせて、「あら、綺麗」と、ちょっぴり自画自賛したり。(笑)

『婦人公論』9月号の表紙に登場した浅田美代子さん

目指すは「横ジワおばあちゃん」

一人で食べる時は、そんなに料理に凝りません。3匹の犬の食事のほうが、手がかかっているくらい。

鶏むね肉を40分ほど低温調理して小さく切り、ゆで野菜を数種類トッピング。昆布だしを寒天で固めたものも健康にいいと聞いて、時々あげています。

そうめんを食べる時などに、犬用の鶏肉を少し分けてもらうんです。体にもお肌にもよさそうでしょ。(笑)

そろそろシワが増えるお年頃。いつも不機嫌な人やイジワルな人は、眉間に縦ジワが刻まれていますよね。逆に、楽しく生きてきた人は横ジワが多い。

私はできればたくさん笑って、「横ジワおばあちゃん」になりたいなと思っています。

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