『光る君へ』道長のうわ言「まひろ…」が明子に聞かれたかどうか問題にいよいよ終止符?はんにゃ.金田哲さん「それはあるかも」

写真は27回/7月14日放送回より(『光る君へ』/(c)NHK)

7月21日の『光る君へ』

現在放送中の吉高由里子さん主演・大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第28回の「一帝二后」が7月21日に放送され、話題になっています。

*以下、7月21日放送内容のネタバレを含みます。

年の暮れ、まひろは道長(柄本佑さん)との子を出産。宣孝(佐々木蔵之介さん)は子を賢子と名付け、約束通り我が子として育て始める。

一方、道長は入内させた娘の彰子(見上愛さん)を中宮にし、定子(高畑充希さん)と后を二人にする「一帝二后」を、国家安寧のためにもくろんでいた。

詮子(吉田羊さん)や行成(渡辺大知さん)が一条天皇(塩野瑛久さん)の説得にあたるが、当の彰子が一条天皇の心を捉えられる気配はなくーーといった話が描かれました。

あらためてあらすじ

体調がすぐれない道長は、側室の源明子(瀧内公美さん)を訪ねた帰り際に倒れてしまいました。そのまま明子のもとから動かせなくなった結果、正室・源倫子(黒木華さん)が高松殿まで駆けつける事態に。

明子と倫子の間で若干のマウンティングが繰り広げられた結果、「どうぞ<我が夫>を、こちらで看病願いますね」と話した倫子。道長はそのまま高松殿で看病を受けることになりました。

その後、危篤状態が続いていることを知ったまひろは自邸にて「行かないで」と道長の回復を祈ります。すると道長の夢の中にまひろが。

夢の中でまひろから「戻ってきて」と手を握られた道長。対して「まひろ…」と言ったところで目を開きます。

目覚めた道長の傍らには、看病を続ける明子が。

明子は「殿、明子にございます」と道長に語り掛け、道長はそのまま周囲を見渡すのでした。

寝言を聞かれたのかどうか

夢のなかでまひろと再会した道長。「まひろ…」と夢の中で呼んだと同時に道長が目覚めたため、目の前のいた明子に聞かれたのかどうかが議論に。

ネットでは「公式サイトの明子の紹介に<まひろ(紫式部)の存在に鬱屈(うっくつ)がたまっていく>という表記が…これはもうね」「大石静先生の手掛けた朝ドラ『オードリー』でも寝言トラブルがあったから間違いない(笑)」といった声が交わされていました。

一方、ドラマ内で藤原斉信を演じているはんにゃ.の金田哲さんが運営しているYoutube『はんにゃ金田SHOW』が更新され、「【光る君へ】金田の家で観てすぐ感想を話す!第28回【はんにゃ.金田】」の中で、スタッフと「寝言で聞かれた説」について一考していました。

動画内にてスタッフが「言ったんじゃないかと俺は思ってます。描かれてないけど」「すぐ名乗ったじゃないですか? 明子さんが。目覚めて」と持論を述べると、金田さんは「ああ確かにね。それはあるかもね」と答えていました。

ネットでも、明子が目覚めた道長にわざわざ名乗っていたことから「聞かれた説」が有力のようですが、はたして…。

大河ドラマ「光る君へ」の主人公は平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性である紫式部。

彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。

脚本は大石静さんが担当しています。

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