『虎に翼』変わらず頑ななよね。対して轟は「俺の前でカッコつけるな」と…視聴者「よねから『素直になれ』と言われた裏返しだね」「それより登場の仕方(笑)」

(奥から)佐田寅子役・伊藤沙莉、山田よね役・土居志央梨

(『虎に翼』/(c)NHK)

6月21日の『虎に翼』

現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」の第60回が6月21日に放送され、話題になっています。

*以下、6月21日放送内容のネタバレを含みます。

はる(石田ゆり子さん)と心ゆくまで語り合った寅子たち。

花江(森田望智さん)は道男(和田庵さん)からの謝罪を受け入れる。

道男の将来に対して自分に何ができるか悩む中で、寅子は懐かしい人との再会を果たす。それは道男にとっても、希望の光となる再会だったーーといった話が描かれました。

あらためてあらすじ

はるが亡くなり、花江は道男からの謝罪を受け入れました。その一方で、道男の将来について寅子は悩みます。

何かヒントを得ようと、よね(土居志央梨さん)を訪ねましたが、「手を貸せることは何もない」「いついなくなるか分からんやつの言葉は届かない」と突っぱねられてしまいます。

その様子を裏で聞いていた轟。カーテンの間からぬいっと頭を出すと、「今やっとお前の気持ちを理解した」と一言。

「佐田が去ったときお前は心の底から傷ついた。だから怖いんだな、また関わるのが」「俺の前でカッコつけるな」「まあいきてりゃ道が離れることも、また交わることもあるさ」などと発言しました。

その後、寅子は家庭裁判所で“傍聴マニア”笹山(田中要次さん)に再会。寅子を娘のように思い、応援していた笹山でしたが、戦時中に寿司屋を畳んで地元に帰っていました。

再び東京に戻り、寿司店を再開することにした笹山は、道男に住み込みで働いてもらえないかと提案。道男は猪爪家を出て自活する道を選びます。

最終的に道男は家庭裁判所で不処分に。多岐川(滝藤賢一さん)は「愛が理想を越えて、奇跡を起こす」と語りました。

ネットの声

今日のドラマの展開に、ネット上では「轟、相変わらず優しい…」「よねの気持ちを汲み取って、言語化してくれる轟尊い」「轟がよねに寄り添っていてくれてよかった」「轟は明らかに笑いを取りに来ている」「よねが轟に『素直になれ』と告げたシーンの裏返しだね」「それよりシリアスなシーンにあの登場の仕方(笑)」といった声が見られています。

朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデル。昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメントです。

仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演し、尾野真千子さんが語りを、脚本は吉田恵里香さんが担当。

主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。

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