「不安要素しかない」キャッツ・アイ新作アニメがディズニープラスで独占配信 主題歌はAdoが担当も…「再放送でいいんだよ」の声

 

『キン肉マン』、『らんま1/2』など、1980年代に少年漫画雑誌で連載を開始した大ヒット漫画の“新作アニメ”が続いた2024年。こうした流れに続くように、40年ぶりとなる完全新作が発表されたのは、1980年代に『週刊少年ジャンプ』で連載され、絶大な人気を誇った『キャッツ・アイ』だ。

 

「『キャッツ・アイ』は、セクシーな謎の女怪盗集団の活躍を描いたアクション&ラブコメディー作品で、『シティーハンター』でも知られる北条司氏の連載デビュー作にして、出世作です。2024年11月時点で累計発行部数は2000万部を突破。1983年にテレビアニメ化され、1988年にはテレビドラマ化、1997年には実写映画化もしています。アジア諸国や欧米でも人気が高く、2024年11月11日からはフランスで、フランス版のテレビドラマがスタートしたばかりです」(芸能記者)

 

 

『キン肉マン』や、『らんま1/2』などは地上波と並行してNetflixで配信されたが、『キャッツ・アイ』は、ディズニープラスの「スター」で独占配信されることが決定。現地時間21日、シンガポールのマリーナベイ・サンズで開催されたディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC 2024内で発表された。

 

 また、シンガーソングライター・杏里が歌って大ヒットしたオリジナルテーマ曲「CAT’S EYE」は、新たにAdoが担当。11月21日にディズニープラスのYouTubeチャンネルで公開されたスペシャル・ティザー映像では、彼女の歌声も聴くことができる。

 

 ファンには朗報となるはずの『キャッツ・アイ』の完全新作アニメ化だが、X上では、

 

《ディズニープラス独占…Ado…不安要素しかない》

 

《ディズニーを含め欧米の企業がやろうとすると衣装はかなり手直しが入ると思われるので、普通に日本で作らせた方が良いかと》

 

《また要らん着色するん見え見えやんけ。で、なんでAdoやねん。杏里さんでしっくり来とったんや!もう、昭和アニメ、訳判らへん様にすんのやめろや!》

 

 など、ディズニープラスでの独占配信を不安がる声が多くあがったほか、

 

《だから、再放送で良いんですってば》

 

と、名作のリメイクそのものをやめてほしい、という声も散見された。

 

「ディズニーで配信されるということで、要らぬ改編があるのではないかと心配するファンが多いようです。そもそも原作の『キャッツ・アイ』はセクシーな3姉妹の女怪盗が主人公なので“お色気要素”も多い。例えばそれが、薄まってしまうと本来の『キャッツ・アイ』の面白さが減ってしまいます。当然、昭和のアニメなのでポリコレ的にも“古臭い”要素があるでしょう。そうした部分が変わってしまうことをオールドファンは恐れているのです。力強いビジュアルと合わせて人気だった杏里さんと、顔出しすらしていないAdoさんとのギャップにも不安を感じているようです」(芸能記者)

 

 これをきっかけに新たな世代に『キャッツ・アイ』の魅力が伝わるといいのだけれど……。

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