「NHKはタトゥーに厳しいからね」YOASOBI 紅白不出場で“指までガッツリ写真”の影響疑う声…識者は別の“戦略“指摘

 

 2020年から3年連続で出場してきた音楽ユニット・YOASOBIが、2024年大晦日の『第75回NHK紅白歌合戦』の出場者に名前がなかったことで、SNS上が紛糾している。

 

「いわずと知れた、大ヒットアニメ『推しの子』第1期のオープニングテーマ『アイドル』などのヒット曲で知られるYOASOBIは、2023年のオリコン年間ランキングによるデジタル部門では、約46億円と、国内1位のセールスを記録。2024年4月には、米ワシントンで開催された日米首脳会談後の公式晩さん会に招かれるなど、いまや日本を代表するアーティストのひと組です。

 

 2023年の『紅白』では、『アイドル』を日本のテレビ番組で初披露。2024年の夏にはNHKのパリ五輪中継のテーマソングも担当するなど、NHKとの縁も深く、出場は既定路線と見られていたので、その名前がなかったことに驚く人が多いようです」(芸能記者)

 

 

 YOASOBIが『紅白』の出場者から漏れた背景に、X上ではある“憶測”が、まことしやかに広がっている。

 

《YOASOBIが紅白に呼ばれなかった理由…NHKはタトゥーに厳しいからね…》

 

《YOASOBI紅白出てないのAyaseがタトゥー入れすぎた説》

 

《やはりタトゥー? 散々YOASOBIに曲作ってもらったのに…と思ってしまった》

 

「このように、YOASOBIが『紅白』から漏れたのは、コンポーザーであるAyaseさんのタトゥが問題視されたからではないか、という声が複数、あがっているのです。

 

 AyaseさんはYOASOBIの結成記念日である10月1日、Xにikura(幾田りら)と2人で、シャンパングラスを手に乾杯する写真をアップしました。その写真では、Ayaseさんの腕まくりしたシャツの袖の下から、腕から指までガッツリ入ったタトゥが覗いていたことに、ファンの間で驚きと落胆の声が殺到したんです。

 

 Ayaseさんのタトゥーは以前よりも増えているようで、過激化するビジュアルに、音楽関係者からは『(Ayaseのタトゥに)眉をひそめる親御さんも出てくるのではないか?』と、ファミリー層のファン離れを懸念する声もあがっていました。実際、2002年の『紅白歌合戦』では、安室奈美恵さんの左肩近くに入ったタトゥが映っただけで、NHKに抗議が殺到した、という前例があるほどです」(前出・芸能記者)

 

 その後、時代の変遷とともに、タトゥを入れたアーティストが『紅白』に出演することがあったものの、“公共放送”を標榜するNHKが、民放よりもタトゥに対し敏感になる側面は根強く残っている。

 

「ただ、顔に入っているならまだしも、衣装で隠せる範囲のタトゥについて、NHKが文句を言えるはずもありませんから、やはり不出場の理由としては、憶測の域を出ない気がします。

 

 実際には、YOASOBIの“海外重視”戦略の影響ではないでしょうか。彼らは現在、国内ツアーを終えて、アジア諸国をまわる海外ツアーに力を入れています。12月26、27日には香港でライブをおこなうこともあり、落選ではなく、単に辞退したということもあり得るはずです。

 

 ただ、こうした“海外志向”のひとつの表れが、Ayaseさんのタトゥとみることもできるでしょう。つまり、そもそも活動の主軸を海外に移すのであれば、日本では何かと物議を醸すタトゥを気にする必要はないし、ましてやNHKなど気にする必要もありません。どっちが“拒否”されたのか、興味深いところです」(同前)

 

 形はどうあれ、あらためて、YOASOBI人気を証明する結果になったといえそうだ。

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