「出なくていい紅白出場歌手」ランキング《紅組編》2・3位の演歌勢を抑えた1位は「そもそも存在を知らない」韓国グループ
11月19日、大晦日に放送される『NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表された。
出場歌手の選出をめぐっては、ネット上で激しい論議が交わされるのが毎年の恒例行事のようになっているが、それは今年も同じ。PerfumeやYOASOBIなどが「なぜ出ないのか」と、落胆の声が挙がっている。
そこで本誌は緊急アンケートを実施。2024年の紅白出場歌手で「出なくていい」「観たいと思わない」のは誰か一組、全国の20代から60代の女性500人に挙げてもらった。紅組で「出なくていい」という声をもっとも集めたトップ5は以下の通りとなった。
【第5位】ME:I 36票
5位は同票で2組が並んだ。初出場のME:I(ミーアイ)は、オーディション番組発で2023年12月結成の11人組ガールズグループ。4月にメジャーデビューしたばかり。
「紅白って今年活躍した人が出るんじゃないの?名前も曲も一切知らない」(20代・学生・北海道)
「デビューしたばかりで実績もないのに、なんで選ばれたのか意味不明」(20代・会社員・兵庫県)
「まったく知らない」という意見が多数。
【第5位】イルカ 36票
初出場だった1992年以来、32年ぶり2回めの出場。
「『なごり雪』しか知らない。今年のヒット曲でもない」(30代・会社員・東京都)
「このグループだけ知りません」(20代・アルバイト・栃木県)
若い世代で「知らない」という意見が多い。グループだと思っている人まで……。
【第4位】椎名林檎 37票
9回めの出場となるカリスマがまさかの上位に。なぜ?
「林檎さんは嫌いじゃないけど、大晦日に見たいかというと、なんか違うような…?」(20代・学生・福岡県)
「この人の歌があまり好きではありません。歌詞も意味不明でまったく理解できません」(60代・主婦・神奈川県)
クセが強く、好き嫌いがはっきりしているのかも。
【第3位】天童よしみ 39票
出場29回めは、紅組では石川さゆり(47回め)、坂本冬美(36回め)に次いで多い。
「歌が上手いのはわかる。でも今年何かヒット曲ありましたっけ?」(40代・主婦・東京都)
「そろそろ演歌枠はいらないのでは。ただし石川さゆりさんの『天城越え』『津軽海峡』は別」(40代・無職・石川県)
演歌組には厳しい時代のようだ。
【第2位】水森かおり 40票
22年連続、22回めの出場。2023年3万7000個のドミノが倒れる「ドミノチャレンジ」企画で歌った。
「大したヒット曲もないのに、なんで毎年出てるのか不思議。ほかの歌手に枠を譲ってほしい」(30代・会社員・千葉県)
「大がかりな演出で『小林幸子枠』なのかも知れないけど、もう飽きた」(50代・パート・千葉県)
いわゆる「企画枠」での出場に、厳しい意見が多い。
【第1位】ILLIT 44票
初出場となる韓国の5人組ガールズグループ。2024年3月にデビュー。呼び方は「アイリット」。
「そもそも存在を知らない。顔も曲も知らない」(20代・無職・東京都)
「この時代、K-POP枠があるのは仕方ないが、なぜデビューしたばかりで知名度の低いグループを選ぶのか疑問」(20代・アルバイト・奈良県)
「日本の歌番組にK-POPはいらない。同じようなグループばかりで違いが分からない」(50代・無職・京都府)
意外と20代からの投票が多い。またME:Iと同様に、デビューから数カ月で選ばれたことに疑問を持つという人が多数。NHKが選考の基準とする「今年の活躍」「世論の支持」に合っていると言えるのだろうか?
11/20 08:10
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