「起用する方も起用する方だわ」伊藤健太郎 “イージーすぎる”騒動後初の連ドラ主演に猛批判も事務所移籍前から漂う“上昇気流”
11月17日、俳優の伊藤健太郎が2025年1月期の連続ドラマ『未恋〜かくれぼっちたち〜』(カンテレ制作、フジテレビ系)で主演を務めることが発表された。
同作は、自分の気持ちと向き合うことから逃げている主人公が、性格が真逆な2人の女性と出会ったのを機に、前向きな生き方に変わっていく物語。漫画編集部で働く主人公を伊藤が演じ、共演者には乃木坂46の弓木奈於、女優の愛希れいかが顔を揃える。
伊藤にとって、今作は思い入れの深い仕事になりそうだ。
「2020年10月、伊藤さんは自身の運転する車で事故を起こし、ひき逃げの疑いで逮捕されました。のちに不起訴となったものの、俳優としてのイメージダウンは避けられず、芸能活動を休止することに。
2021年6月に芸能活動を再開しましたが、今作は騒動後初めての地上波の連続ドラマ主演となります。
彼が連ドラで主演を務めるのは、騒動前に撮影していた2021年のドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ制作、FODなど配信)以来、約4年ぶりです」(芸能記者)
主演復帰を喜ぶファンの声も多いが、Xでは批判の声が続出している。
《ひき逃げ事故を起こした人間がドラマの主役ですか…絶対見ないな。起用する方も起用する方だわ》
《弓木ちゃんのドラマ出演は嬉しいが、伊藤健太郎が主演って最悪すぎる…》
《轢き逃げしても主演 芸能界って、、、》
事件から3年経ったものの、伊藤への“拒否反応”を示す人もいまだ少なくない。前出の芸能記者は、辛辣な声が聞かれる背景についてこう語る。
「俳優業再開後、2022年公開の映画『冬薔薇』ではいきなり主演という好待遇でした。2023年5月公開の映画『静かなるドン』と、2024年公開で同作の続編となる『静かなるドン2』のいずれも主役で起用されました。
今回、深夜枠とはいえ地上波の連ドラで主役を務めるため、簡単に復帰したように見え、不満を覚える人もいるのだと思われます」(前出・芸能記者)
しかし、伊藤への風向きは少し前から変わりつつあった。2024年9月、伊藤は芸能事務所「イマージュエンターテイメント」を退社し、11月1日から小栗旬が社長を務める事務所「トライストーン・エンタテイメント」に移籍。その前後で、俳優業が復調を見せ始めていた。
「2024年4月期のドラマ『街並み照らすヤツら』(日本テレビ系)、9月にABEMAで配信されたドラマ『透明なわたしたち』、さらには同じく9月からNHK大河ドラマ『光る君へ』に出演するなど、ドラマの仕事が続いています。
これらの仕事は前の事務所が獲得したものだと思われます。『トライストーン』には、綾野剛さんや田中圭さん、坂口健太郎さん、赤楚衛二さんなど、近年勢いのある俳優が所属しているので、伊藤さんも一層露出が増えるかもしれません」(前出・芸能記者)
このまま“上昇気流”に乗れるか──。
11/20 03:57
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