「中途半端な対応で幻滅」アイドリング!!!の元リーダー、松本人志の裁判取り下げを批判し賛否呼ぶ

 

「私はずっと松本さんのことを信じてる。仲間だから。だから待ってます。ただそれだけです。真実は分からないけれど」

 

 11月11日、情報番組『ひるおび』(TBS系)に出演した落語家の立川志らくは、「週刊文春」編集長と文藝春秋社を相手取った名誉棄損の裁判を取り下げた松本人志に対し、このように思いを語った。

 

「志らくさん以外にも、今回の提訴取り下げを受けて、明石家さんまさんやさまぁ〜ずの三村マサカズさん、オズワルドの伊藤俊介さんら芸能人が次々と松本さんの芸能活動復帰を期待する声をあげています。ただ、そもそも裁判の結果が出ておらず“振り出し”に戻っただけなのに復帰するのはおかしいという批判的な声も起きており、まさに賛否両論です。いずれにせよ、少しずつ活動再開に向けて動き出したという雰囲気ですね」(芸能記者)

 

 だが、こうしたムードに「待った」をかける女性が現れた。

 

《松本さんを擁護してる人って殆ど彼が『面白い』から信じて庇ってるの。そうだね彼は面白いよね。けど今その話関係ない。私達は『アンチ』ではなくて性犯罪がなかった事にされたり軽視される事に怒っている。そこに彼の芸人としての資質は関係ない》

 

 11日に自身のXで、そう主張したのは、女性アイドルグループ『アイドリング!!!』の元リーダーで、現在はボイストレーナーをつとめる遠藤舞さんだ。

 

「朝日奈央さんや菊地亜美さんらを輩出したグループとしても知られる『アイドリング!!!』は、2006年に、同名番組からフジテレビ発の女性アイドルグループグループとして誕生しました。メンバーチェンジを繰り返しながら、2015年まで活動していましたが、遠藤さんは初期メンバーの1人で、2014年に卒業するまで、同グループでリーダーをつとめる人気メンバーでした」(アイドルライター)

 

 

 さらに遠藤さんはポストをこう続けている。

 

《私は好きな芸能人が、あんな中途半端な対応したら幻滅する。事実無根なら徹頭徹尾首尾一貫否定して、出廷妨害なんてせずに、きちんと被害者とされる女性にも裁判に出廷してもらい、完膚なきまでに疑惑を晴らせばよかったのに》

 

 これに対しユーザーから様々な意見が寄せられる中、ある女性の意見に対して遠藤さんは次のように回答したのだ。

 

《私も女性であり、セクハラや性被害を受けてきましたが美人局や冤罪は許さないという考えの持ち主です。説明が追いついていませんが私の直の友人が松本氏らからホテルで性被害を受けています》

 

 そして、この驚きの発言をした意図をこう説明した。

 

《似た内容の記事が文春から出て、揉み消されそうになっているのを見て、いてもたってもいられず、で今です》

 

 この告白に、X上では大きく賛否がわかれている。

 

《なぜ争ってる間に出てこなかった?どこかから松本さんの印象悪くするように命令でも受けて出てきた?》

 

 といった否定的な意見もある一方で、

 

《勇気ある発言。擁護してる人は訴えを取り下げたという本質が理解出来てない。メディアもなあなあにしようとしてる事は本当に許せない》

 

《文春にはA子さんの他に何人もの被害女性の話が載っていた。中には実名の女性もいた。松本を擁護している人は一体どう考えているんだろう?》

 

《もしもこの一件、加害者が松本人志以外の芸人だったらアホなネット民は、その芸人をボロクソに叩いてるでしょう つまりは松本人志だから、何でも許すという感じ 一体どんな層が、松本を庇ってるのか?》

 

 と遠藤さんの発言に共感する声も多くあがっている。

 

「週刊文春が、《松本人志と恐怖の一夜『俺の子供を産めや!』》というタイトルで、松本人志さんの性加害の第一報をおこなったのは2023年12月27日。遠藤さんは、その翌日にXで

 

《知らない人とお酒を飲むのが楽しいと思えない隠な人種だが昔例の会に誘われた事があり、もし断ってなかったら私も例の人に献上されてたという事》

 

 と、意味深な投稿をしていました。今回の投稿に、『売名行為』などと言っている人も一部いるようですが、アイドルファンからすれば十分に知名度はある人なので、今更そんな目的で投稿する意味があるのかは疑問です。あくまで自身のスタンスを明確にしただけでしょう」(前同)

 

 しかし、遠藤さんのもとには誹謗中傷も届いているようで、遠藤さんは13日にXで

 

《証拠を交えた時系列と主張をまとめた文書を書こうかと思ったのですが、あくまで第三者目線でのカムアウトであることと、誹謗中傷が酷く脅しと取れる文書も届き、身の危険を感じたため何の媒体も通さず生身での発信はこれにて終了します》

 

 とポストした。いずれにせよ、遠藤さんの主張の真偽は不明だ。しかし、実名をあげてのポストはリスクも伴うゆえ、相当の覚悟はあってのことだろう。この先もひと波乱あるかもしれない。

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