「剛はやる気あるのか?」KinKi Kids“再始動”報道もファンの“分断”あらわに…堂本剛の「アイドルとしての苦悩」発言に疑問
11月11日、今年でデビュー27周年を迎えたKinKi Kidsが本格的な活動を再開。年末年始に毎年恒例のドーム公演「KinKi Kids Concert 2024-2025 DOMOTO」を開催すると発表し、往年のファンは狂喜乱舞している。
「ふたりが揃って公演を行うのは、堂本剛さんが2024年3月末に事務所から独立して以降初のことです。堂本光一さんは現在もSTARTO ENTERTAINMENT社に残っていますが、KinKi Kidsの公式ファンクラブは閉鎖されていました。剛さんの退所当時、ふたりは『解散は考えておりません』とコメントしていたものの、活動はしないのではないかとヤキモキしていたファンが、凄まじい勢いで喜びをXなどに書き込んでいますね」(スポーツ紙芸能担当記者)
一方、今回の再始動に懐疑的な反応を示すファンもいる。Xには、こんな投稿が。
《Kinkiのことになると体調が悪くなる気分が悪くなる。剛下げが始まるからほんと嫌》
《もうKinkiはいいのに。光一さんには申し訳ないけど、これっきりで解散して下さい! 折角事務所が別になったのに嫌な思いするのはもうゴメンです!》
《Kinki再始動。今さら何するの?? いらんわ~。そんなムダなことよりソロコンやってください!!》
《剛はKinKi Kidsをやる気あるのか??ソロの自分が本当の自分なんでしょ??アイドルが嫌でしょうがなかったみたいなインタビューしといて、、、今さら、、、。》
一部のファンが「再始動」に拒否感を示すのには、《アイドルが嫌でしょうがなかったみたいなインタビューしといて》というコメントがあるように、剛のある発言が大きな影響を及ぼしているからのようだ。それは、10月7日発売の「AERA」のインタビューで剛が芸能界人生を振り返りながら語った言葉だ。
剛は「アイドルとして求められる理想像と内心のギャップ」に苦しだ時期があったとして、次のように語っている。
「人が自分に抱くイメージには、色々あると思うんですけど、僕は僕として生まれてきたので、全てを受け入れることなんて到底できなくて。(中略)だったら素直に自分の人生を生きたほうがいいと。その果てに嫌いだと言われたほうが納得できる」
こうしたうえで、「30歳ぐらいから、自分を生きることの大切さとか意味について、ちゃんと悩もう」と思っていたという剛。確かにこの文章は「アイドルとして求められる像を受け入れられなかった」とも読める。この彼のスタンスは、一部のファンからは「アイドル活動が嫌だったという告白なのではないか」という印象をもたれてしまったようだ。
実際、剛が30歳目前だった2008年には、「デビュー以来25作連続シングル初登場1位」の記録でギネスブックに登録されたほど。アイドルとして大成功を収めていた時期に、アイドルとしての苦悩を抱えていたのかもしれない。
こうした剛の告白に、彼を応援したいファンと「気分が悪くなる」というファンで、反応が二分している様子。めでたい活動再開なのに、ファンの分断は深刻。無事、再始動がうまくいくとよいのだが……。
11/12 10:56
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