「想像を絶する苦しみ」松本人志“訴訟取り下げ”謝罪表明も相次ぐ被害女性“セカンドレイプ”への同情
11月8日、松本人志が文藝春秋と「週刊文春」編集長を相手に、5億5000万円の損害賠償請求を求めた訴えを取り下げることが発表された。
松本の代理人を務める「八重洲総合法律事務所」のHPを通して、松本は取り下げ理由についてコメントを寄せている。同時に自身のXでもコメントが掲載された。
《松本人志は裁判を進めるなかで、関係者と協議等を続けてまいりましたが、松本が訴えている内容等に関し、強制性の有無を直接に示す物的証拠はないこと等を含めて確認いたしました。
そのうえで、裁判を進めることで、これ以上、多くの方々にご負担・ご迷惑をお掛けすることは避けたいと考え、訴えを取り下げることといたしました》
裁判が長期化することを懸念したのか、11月11日に予定されていた「第2回口頭弁論手続き」直前での判断となった。
Xでは、松本を告発した女性へのコメントが相次いでいる。
《松本人志を告発した女性、お疲れさまでした。世間から浴びせられたセカンドレイプは想像を絶する苦しみだったと思います》
《松本人志氏、知らないが一転、一緒にいた事を認めた。被害女性たちへのセカンドレイプはどうしてくれるのか》
《悪いことしたとは思てないけど、もし傷つけたんならいちおう謝っとくわって感じのコメントやな 被害女性からすれば「筆舌に尽くしがたいセカンドレイプ」って思てるかもな 松本人志の心のこもってないコメントに愕然としたわ》
報道当初、徹底的に争う姿勢を見せていた松本だが、裁判の継続でも和解でもなく「取り下げ」を選んだのには理由があるようだ。
「3月に口頭弁論が始まりましたが、裁判は長期化し、一審判決までに2年はかかると見られていました。さらに和解するとしても、訴えられた側が受け入れるかどうかもわかりません。いずれにせよ時間がかかることが予想されていました。
松本さんは長引く裁判を前に、芸能復帰にあせりを感じていたのでしょう。女性に謝罪することで収めることができるのであれば、仕方ないという考えだったのではないでしょうか。
しかし、記事内で被害を訴えた女性は、松本さんの代理人事務所が素性調査をおこなっていたと報じられました。また、SNS上で松本さんの復帰を望むファンからの誹謗中傷が相次ぐなど、“セカンドレイプ”と言われても仕方がないほどの過酷な状況が続いていました。
勇気を持って告発した女性への謝罪が、発表文に載せられているものだけだとしたら、言葉足らずだと思う人も多いと思います。この点をうやむやにしたまま、芸能活動に復帰することはファンが納得しないでしょう」(芸能記者)
松本の口から、真実が語られる日を待ちたい。
11/08 11:15
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