「もうテレビで見たくない」お笑い第7世代は? 3位EXIT、2位霜降り明星、1位は「自己満笑いを追求しすぎ」【500人に聞いた】
10月30日に放送された『有吉の壁』(日本テレビ系)に、お笑いコンビ・四千頭身が出演。捨て身の自虐コントを披露し、SNSで話題を集めている。
この日の放送では、弘明寺商店街(神奈川県横浜市)全体を舞台に、各芸人によるコントが繰り広げられた。四千頭身は、弘明寺の境内でお守りを買おうとすると、受付の人から「平場で全然活躍されていない」という理由から「勇気が出るお守り」をすすめられた。
四千頭身といえば、EXITやぼる塾などとともに「お笑い第7世代」と呼ばれ、一時期は各所で活躍したが、現在、その勢いはしぼんでいる。
そうした状況を反映したコントになっているようで、受付の人はさらに「もうひとつ、こちら殻を破るお守りでして。昔のプライドの殻が……」と発言。これにはMC・有吉弘行も「たしかにね~。よくわかってんだな」と真顔でコメントした。
最後は「がんばってください! お笑い台無し世代!」と声をかけられ、四千頭身が「第7世代です!」とツッコんで終了。Xでは《酷いけど上手い笑》《言いえて妙w》と思わず笑ってしまった人が続出した。
もともと霜降り明星・せいやがラジオで言い出した「お笑い第7世代」という言葉自体、死語になりつつある。テレビよりもYouTubeに力を入れている者や、舞台に力を入れる者、芸人以外で活躍している者など、活躍する場面が多様になっているからだろうか。
では現在、「お笑い第7世代」と呼ばれる芸人たちへの好感度はどうなっているのだろうか。本誌は全国の男女500人にアンケート調査を実施。「もうテレビで見たくない」お笑い第7世代メンバーを1組選んでもらったところ、以下のような結果となった。
【第3位】EXIT:56票
チャラ男キャラで2018年ごろに一躍ブレイク。一時期は冠番組も次々と誕生したが、現在は3本。YouTubeは「2023年中に登録者100万人」の目標が達成できず、休止状態だ。
「あまりいいイメージがない」(20代男性・会社勤務)
「テレビでたまに見るが、面白くなく笑えない」(50代女性・パート)
「もうキャラクターだけだと限界に感じる」(10代男性・学生)
「YouTubeやSNSでの活動のほうが多い印象」(10代女性・学生)
【第2位】霜降り明星:72票
『27時間テレビ』総合司会や、テレビ・舞台・YouTube・ラジオと満遍なく活躍。実力派漫才師の道を歩んでいるものの、粗品がYouTubeやテレビで繰り返す過激発言が、敵を増やしている感は否めない。
「いちゃもんばかり言っているイメージがある」(40代女性・無職)
「根本的にネタが好みではなく、見ていてつまらない」(40代男性・会社勤務)
「大衆に愛されてなんぼの世界なのに、なにを勘違いしているのかやたら尖った言動で世間を騒がしている。我々の年代から見ると、芸人でも私生活は礼儀正しくあってほしい」(60代女性・専業主婦)
「ネタがしつこく感じる」(40代女性・パート)
「ほかの人を非難して笑いを取っている」(50代男性・公務員)
【第1位】ゆりやんレトリィバァ:83票
今年12月から、アメリカに拠点をおいて活動する予定のゆりやん。『THE W』『R-1グランプリ』優勝経験を持つ実力の持ち主だが、近年はラッパー・Awichとのコラボ楽曲や、『極悪女王』でのダンプ松本役など、芸人以外の活躍が目立つ。
「態度が不快。『私おもろいやろ?』って顔で、全然おもしろくない」(30代女性・パート)
「おもしろいと思えないし、言葉遣いが好きではない」(60代女性・派遣社員)
「アメリカの有名なタレント発掘番組のオーディションで、アメリカ国旗を模した衣装を身につけた半裸状態で出演し、日本人の恥さらしだと感じた」(70代男性・無職)
「世界進出したから、とにかく明るい安村のように海外で頑張ってほしい」(40代男性・公務員)
「マニアックな芸風で、自己満足な笑いを追求しすぎている感があるから」(60代男性・派遣社員)
皮肉にも、いまでもメディア露出の多い3組に票が集まった。もしや、ほかの芸人の認知度が薄くなっているのかも……。
11/03 09:25
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