唐田えりか『極悪女王』大絶賛も厳しい“地上波復活”で飛び出した“逆輸入”プラン…剛力彩芽には“思わぬ懸念”の指摘が

 

 9月19日に配信スタートした、Netflixオリジナルドラマ『極悪女王』。お笑い芸人のゆりやんレトリィバァが、ヒール役の女性プロレスラーとして一世を風靡した、ダンプ松本役を演じた。

 

 それに対抗する「クラッシュギャルズ」の長与千種役を唐田えりか、ライオネス飛鳥役を剛力彩芽が演じている。

 

 配信直前の9月18日に、JR品川駅近くで、本誌は新幹線から降りてきた“極悪女王同盟”とでもいうべき3人を目撃。

 

 

 ゆりやんが主演ということで、大阪・なんばグランド花月での「吉本新喜劇」に、唐田、剛力とともに“特別出演”。ドラマの宣伝を十分にこなした後の帰京のようだった。

 

「宣伝効果もあったのか、配信が開始されると、瞬く間にNetflixの日本国内ランキングで1位を獲得。1カ月近くたったいまでも、人気作の“目安”とされるランキングの上位10作の座を守り続けています。

 

 プロレスシーンも女優本人がこなしており、その準備だけでも1年以上の時間を割いています。全5話のドラマにもかかわらず、撮影自体は半年以上のスケジュールを組んでおこなわれていました。

 

 そうした“熱演”に対する評価の声も多く、なかでも剛力さんの“アクションスター”並みの動きは絶賛されていますね」(芸能記者)

 

 クラッシュギャルズを演じた唐田と剛力の“女優人生”は、多くの人々が知るように順風満帆なものではなかった。

 

 唐田といえば、2018年公開の映画『寝ても覚めても』でヒロインを演じ、同作はカンヌ国際映画祭にも参加するなど、期待の新進女優だった。

 

 しかし、作品で共演した東出昌大との不倫スキャンダルが、2020年1月に「文春オンライン」の報道で発覚。テレビ、映画から姿を消し、1年半ほど女優業を休止していた。

 

 剛力も、2018年4月に「ZOZOTOWN」創業者で知られる前澤友作氏との熱愛が明らかに。それまではテレビドラマの主演級での出演が多かったが、極端に露出が減少した。

 

 2020年8月末には、18年間所属した事務所を退社し、個人事務所での活動を開始している。前澤氏とも、2021年春ごろには完全破局に至ったと見られていた。

 

「そういった一度“ツバ”のついた2人が『極悪女王』に出演することは、情報解禁前から非常に話題になっており、配信前から演技に対する評価も注目を集めていたんです。ドラマの評判を見ると、2人にとって、今回の出演が“復活”への大きな足がかりになるんじゃないでしょうか」(前出・芸能記者)

 

 しかし唐田に関しては、スポンサーの意向が強い民放キー局の地上波テレビドラマへの復帰は、かなりハードルが高いようだ。民放キー局の現役局員に“現場”の評判を聞いたが、やはり「唐田さんの起用は茨の道ですね」と話し、こう続ける。

 

「不倫スキャンダルの際の“におわせ”で、いまだに女性視聴者層に嫌悪感を持っている人が多く『ぜひとも唐田さんを!』と希望する声はなかなか聞こえてきません。そのイメージを、どうやって演技の評判で上回れるかでしょう。

 

 もともと、スキャンダル以前から韓国で人気があった唐田さんは、2024年に入って再び、日韓での2拠点生活をおこなっているようです。考えられる復帰パターンとしては、『極悪女王』が韓国でもヒットし、向こうでの人気がさらに上がること。『韓国で話題』と“逆輸入”の形になれば、少しは起用しやすくなりそうです」

 

 以前のように“主役が当たり前”といった状況ではないものの、剛力はいまも地上波テレビドラマで姿を目にすることは多い。

 

「今回、プロレスでのアクション的な動きへの評価が高く『刑事ドラマなんかもいいんじゃないか』と、キャスティング希望の声が聞かれ始めています。また『極悪女王』で見せた、レスラーとしてのいら立ちや葛藤を描く演技も注目されていて、『繊細な演技もうまくなった』といわれています」(同前)

 

 かなり評判がいいという剛力の演技だが、思わぬ懸念もあるという。

 

「個人事務所所属であることですかね。準備も撮影も長丁場のテレビドラマで、もし“穴”を開けてしまったときに、大手事務所などであれば、放送前の代役の相談もしやすいですが、その点が、少し不安ではあります」(同前)

 

 これまでの壁を破壊する“芸能界のクラッシュギャルズ”に、唐田と剛力は、なれるかーー。

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