「視聴者の頭が悪くなった」三村マサカズ『内P』での発言が“セクハラ炎上”で「バラエティ限界議論」が勃発!

三村マサカズ

 

 9月28日、テレビ朝日が開局65周年記念番組として放送した『祝!内村光良還暦祭り 内村プロデュース復活SP!!』。

 

 同局系で人気だった『内村プロデュース』(通称『内P』)は、2000年〜2005年までレギュラー放送されていたバラエティ番組。

 

 深夜放送枠ながら、2ケタを超える視聴率を上げていたのもさることながら、MCの内村光良のほかに、お笑いコンビの「さまぁ〜ず」や「バナナマン」、有吉弘行、有田哲平などが出演し、いまの“売れっ子芸人”が集結していたことで知られている。

 

 2008年3月に復活1時間スペシャルが放送されて以来、16年ぶりに一夜限りで、特別放送された今回は、「内P出てた芸人」と「内P見てた芸人」に分かれて、総勢31名の芸人が登場。

 

 放送中に、Xではトレンド1位になるなど、番組は大いに盛り上がったが、番組の後半で放送されたある芸人の発言が物議を醸す事態になっていた。

 

 

 芸能担当記者がこう話す。

 

「かつて人気だった即興回答の大喜利コーナーを復活させた形での『おもしろ大喜利大会』がおこなわれ、内村さんが回答者を選ぶ進行役で、元乃木坂46のメンバーで、女優の白石麻衣さんがアシスタントを務めました。

 

 4番めのお題として、『今、この番組を観ているテレビの前の皆様は私たちに一体何を求めている?』というものが内村さんから出題されると、真っ先に手を上げたのが、さまぁ〜ずの三村マサカズさん。

 

 そして、フリップを出しながら『白石麻衣の露出でしょ』と笑いながら解答しました。そこで、一同からどっと周囲から笑いが起き、三村さんは『もっと出せよ』と言い、横にいた相方の大竹一樹が『なるほど』とつぶやき、内村さんが『露出が足りないということで10ポイント』と点数を与えた場面があったんです。

 

 この場面で、三村さんが『白石まいのろしゅつ』と書いたフリップを手にしたところがキャプチャされ、Xのポストで拡散されると、この様子について『セクハラではないか』と、一部で騒動になっているんです」

 

 この騒動について、三村本人も言及する事態になっている。10月3日に、Xに投稿した内容で、

 

《あれはロケが進むなか、もうちょっと白井麻衣さんを機能させたい。という思いで言ったのに、変なとらえ方してる人いるんだね》

 

 と批判的な意見にチクリ。自身が“セクハラ芸”で知られていたためか、

 

《やらしいことばかり言わないよ。よく観てみ。俺の顔。周りはちょっと勘違いしたかも。大竹はわかってた》

 

 と続け、“バラエティの意図”を汲み取ってほしいといったメッセージを発信したのだ。

 

 これに対して、X上では三村の意見に同意する声が寄せられており、なかにはバラエティ番組の視聴者に対する意見も多く見られている。

 

《視聴者の頭が悪くなったんだなあ》

 

《三村さんが下ネタを言う時はもっとダイレクトに表現するから昔から見てる自分はすぐに理解できたし、あのメンツの中でまいやんが進行するのもなかなかハードルが高かっただろう現場をあの言葉を含めて良かったと思ってます》

 

《それつっこまれるなら内P地上波無理ですね…1日だけなのに復活とても嬉しかった》

 

《今のテレビはつまらないと言われる時があるけど、つならなくさせたのはこういった視聴者がいるからなんですかね》

 

 前出の芸能担当記者がこう話す。

 

「インターネットユーザーから、バラエティの“限界”について意見が寄せられる事態になっていますね。昨今は芸人が苦痛を感じる『罰ゲーム』についてもテレビではNGになった、という風潮が強まっています。

 

 その代わり、インターネット配信番組やYouTubeなどではそういったコンテンツが繰り広げられる形になっており、視聴者がよりいっそう『うるさい時代になった』と感じてしまうのでしょう」

 

 せっかくの復活でも、時の流れを感じてしまう結果にーー。

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