「略奪愛のすえに結婚」内村光良、16年ぶり『内P』復活で思い出される「徳永有美がいた」時代…TVerでは“完全抹消”

自宅で本誌に直撃される内村光良(2018年撮影)

 

 7月19日、お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良の冠バラエティ番組『内村プロデュース』(以下『内P』、テレビ朝日系)の特番放送が発表され、話題となっている。

 

 2005年にレギュラー放送が終了した同番組は、2008年に単発の特番が放送されたが、以降はまったく音沙汰なし。

 

 

 放送決定とともに発表された内村のコメントでも「だいぶ時間が経って」とあるように、16年ぶりの復活はさまざまな意味で長い道のりだったのだろう――。

 

「内村さんは2005年4月に、元テレビ朝日アナウンサーの徳永有美さんと結婚。『内P』にアシスタントとして出演していた徳永さんですが、2003年に内村さんとの不倫関係が報じられていました。つまり、略奪愛のすえに結婚したというわけです。

 

 結婚と同時にテレ朝を退社した徳永さんですが、前夫がテレ朝局員だったため、局内は騒然。不倫発覚後、徳永さんは当時出演していた『内P』と『スーパーモーニング』を降板することになりました。

 

 2人の結婚から約半年後に『内P』もレギュラー放送終了となり、内村さんは長らくテレ朝から“出禁”のような状態になっていました。このことは、番組にとっても黒歴史になっていると思います」(芸能記者)

 

 当時の視聴者にとっては、このことが強く印象に残っているのだろう。特番放送が発表されるとX上では、

 

《諸々有って難しいかもしれませんが 内P復活の時のアシスタントMCは徳永アナで!なんとか!なにとぞ!》

 

《内Pスペシャル、奥様の徳永さん出るなら絶対見る。出ないだろうから見ない》

 

《是非、徳永さんもお願いします》

 

 と、徳永の出演を回想する声が聞かれていた。

 

 現在、徳永はテレビ朝日系の報道番組『報道ステーション』で金曜日メインキャスターを務めているように、夫より一足先にテレ朝への復帰を果たしている。

 

 では、『内P』へのサプライズ登場もあるのだろうか。

 

「それは難しいのではないでしょうか。現在、動画配信サービス・TVerで『内P』の過去回が公開されていますが、それらはすべて、徳永さんではなく別の女性タレントがアシスタントを務めている回なんです。

 

 そもそも公開されているのが、徳永さんが降板した以降の放送回で、彼女が出演していた2000年11月~2003年4月については、番組の歴史上から“完全抹消”されているのかもしれません」(前出・芸能記者)

 

 テレ朝と決別と同時期に、ウッチャンナンチャンのレギュラー番組は続々と終了していった。

 

 しかし、そこからしばらくして始まった『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の大ヒットで、またも内村は人気を獲得。『NHK紅白歌合戦』の総合司会を4度務めるなど、大御所芸能人としての階段を上っていった。

 

 そういったことも今回の関係修復に影響を与えたのかもしれない。テレビ局関係者はこう話す。

 

「テレビ朝日としても絶縁関係になった内村さんのことは気にかけていたようです。復帰後の徳永さんに好待遇を用意し続けているのは、やはり内村さんとの関係修復をしたい思惑があったからです。

 

 ただ、さすがに“夫婦共演”は反発が大きいのであり得ないでしょうね。徳永さんが『報道ステーション』に復帰したときも、局には相当なクレームが来たそうですから」

 

 まさに、時間が解決してくれたということだろう。

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