「若者カルチャーやろうとしてスベるパターン」ハシカン主演朝ドラに早くも寄せられる懸念、低視聴率招く“珍作”現代劇
9月30日に放送が始まるNHK連続テレビ小説『おむすび』。橋本環奈が平成元年生まれのヒロインを演じ、自分らしさを大切にする「ギャル魂」に支えられながら、栄養士をめざす物語だ。
「若い世代から厚い支持を受ける“ハシカン”が、満を持しての朝ドラヒロインとして登場です。橋本さんは2022年、2023年と『NHK紅白歌合戦』の司会を担当。それが高く評価されており、2024年も司会をつとめるのではないかとの予想もあります。NHKとしては、視聴率低下が問題になっている『紅白』に朝ドラファンを引っ張りたい、という思惑があるのは当然のことで、そのためにも『おむすび』の失敗は許されません。放送開始前になって、クドいほど番宣をやっているのも仕方がないでしょう」(芸能記者)
先日、金髪ウイッグでバリバリのギャルに変身した橋本のビジュアルが公開され、大きな話題となった。だが、Xにはこんな声が…。
《次の朝ドラのおむすび、伝説の朝ドラ『瞳』的なイキフンが漂っているな。。。》
《なんかどんどん次の朝ドラから「瞳」臭がしてきてるぞ!(若者カルチャーをやろうとしてスベるパターン)》
《設定ワロタ。里親制度とダンスを何故か結びつけてた榮倉奈々主演の『瞳』並みの超次元朝ドラになりそう》
「『瞳』は、2008年上期に放送された朝ドラで、主演は榮倉奈々さんでした。ヒップホップダンサーを目指すヒロインが上京、養育家庭をつとめる祖父と同居し、里親をしながら成長していくストーリーでしたが、視聴率は低迷。平均視聴率15.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)は、当時の朝ドラで最低の数字で、現在もワースト3となっています。
“失敗”の原因に関してはさまざまな分析がありますが、ヒップホップと朝ドラの相性が悪かったのでは、という意見が多いようです。今回の『おむすび』も、朝ドラにギャル文化がマッチするのか、不安視する意見があるのも納得できます。また、朝ドラ歴代視聴率ワーストの『ウェルかめ』(2009年、13.5%)、2位の『つばさ』(2009年、13.8%)、そして3位の『瞳』は、すべて現代モノ。くわえて“朝ドラ史上最大の問題作”といわれる『純と愛』(2012年)も、現代が舞台です。『あまちゃん』(2013年)のように大ヒットした現代モノも、あるにはあるのですが……」(同前)
“珍作”が多いためか「現代劇の朝ドラは当たらない」といわれる。ハシカンはこの定説を覆せるのかーー。
09/24 08:05
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