「いけないものを見てる気が」和田アキ子『おまかせ!』での一挙手一投足に共演者の“おっかなびっくり”視聴者にも伝わる違和感

和田アキ子

 

 9月22日、和田アキ子が総合司会を務める情報バラエティ番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)が放送された。番組内での和田の発言に、またも視聴者が困惑している。

 

 この日の番組では、パワハラ疑惑で兵庫県議会から辞職を求められている、斎藤元彦知事の問題を特集。

 

 現在、斎藤知事はテレビ番組に積極的に出演しており、別の番組内で、疑惑を告発して懲戒処分を受け、その後、亡くなった元県民局長について、「本当に熱心にやっていただいた方なので、よもや、ああいった文書を書かれるとは夢にも思っていなかった」と発言。和田は、この斎藤知事の発言を取り上げて、「悪い言い方をしたら、よく私たちのたとえで『飼い犬に足を噛まれる』じゃないけど、そういうのよく言うじゃないですか」と、あきれた口調で語った。

 

 

 部下や、かわいがっていた者から思いがけない攻撃を受けたり、裏切られたりすることを示す慣用句「飼い犬に手を噛まれる」と言いたかったようだが、「手」を「足」と言い間違えてしまった和田。

 

 このことに、一部では批判があがっているのだが、それを伝えるYahoo!ニュース記事のコメント欄では、こんな感想が……。

 

《放送を見ましたが、和田アキ子の機嫌を損ねないようにしなければならん、というスタジオの空気感がビンビンに出ていて、見てはイケナイものを見てる気がしました》

 

《アッコさんはあれ以来かなり気を付けて発言してるようで、それが全くつまらない。出演者の人たちも、かなり気を遣ってるのがわかります》

 

《キャスト達が和田アキ子さんに必要以上に遠慮してるのが気になります。ワイドショーなんだから、もっと気楽に発言しようよ。日曜日のお昼に楽しみにチャンネルを合わせてる人のためにね》

 

 実際に「飼い犬」発言の際も、同じく総合司会を務める峰竜太が「手です」と、すぐに訂正する様子が見られたが、和田の発言に対して“おっかなびっくり”な共演者の様子が、視聴者に透けて見えてしまったようだ。

 

「和田さんは、8月11日の『アッコにおまかせ!』で、パリ五輪の女子やり投げで、金メダルを獲得した北口榛花選手が寝そべりながらカステラを食べているVTRを見て『トドみたい』と発言。インターネット上で炎上し、翌週8月18日の放送で謝罪しています。

 

 その後、番組終了の報道が出たことからも、“トド発言”の影響はかなり大きかった模様です。

 

 ただ、『アッコにおまかせ!』は、日曜の昼間にエンタメや生活情報を紹介し、出演者同士が盛り上がる、ほのぼのとした空気が魅力的な番組でした。そうした空気感を楽しみに見ていた人も多かったはず。和田さんの発言が“監視”されているような現在の状況は、視聴者にとって、望んでいたものではないのかもしれません」(芸能記者)

 

 気楽に“おまかせ”できた時代はよかったのだがーー。

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