「失礼千万な暴言」和田アキ子、やり投金メダリストを「トドみたい」の“差別寸前”発言にネット大炎上

和田アキ子

 

 8月11日放送の長寿番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)で飛び出した、司会の和田アキ子の発言が大炎上している。

 

 この日の早朝までおこなわれていたパリオリンピックの陸上競技・やり投では、北口榛花(はるか)選手がトラック・フィールド種目で、日本女子初の金メダルを獲得した。

 

『アッコにおまかせ!』でも、このことにふれ、北口の競技中の様子を伝えていた。なかでも話題になったのは、試技の合間に北口がうつ伏せの状態で、フィールドに寝転がりながら、カステラを食べるという“モグモグタイム”のシーンだった。

 

 

 和田はこの様子を見て「トドみたい、横たわってるのが。かわいいな~」と発言したのだ。

 

 この発言にX上では、視聴者から和田への批判の声が相次いでいる。

 

《北口さん見て「トドみたい」ってさっき言ってた許せん》

 

《名誉ある金メダリストを表現するのにふさわしくない言葉選び。その瞬間の周りの共演者の顔ったら。見てられなかった。必死にフォローしてたけど》

 

《北口榛花選手の休憩タイムのお姿を、トドみたいと。…北口選手にもトドにも失礼千万な暴言だな》

 

 昨今、コンプライアンスが厳しすぎると言われるテレビ業界だが、その場にいない他人の容姿をいじることは、もちろん論外だ。文化担当記者はこう話す。

 

「そもそも、誰かを動物に当てはめるような発言をすること自体が、人種差別的な表現につながりやすい危険な発想です。公の電波を使って放送するテレビに出演するタレントとして、かなり意識が欠如していると言わざるをえません」

 

 また、北口はただ単に寝てカステラを食べていたわけではない。スポーツ紙記者はこう話す。

 

「長距離走などと違って、動き続ける競技ではありませんが、一瞬の投擲の力を最大化させるため、試技の合間に消費したエネルギーを補給するために、カステラのような糖質などが多く含まれたものを食べるんです。

 

 横たわっているのも、脚に余計な負荷をかけて、その後の試技に影響を及ぼさないためです。和田さんのように、素人には非常識に見える行動も、アスリートには理にかなったものなのです。

 

 実際にネット上では、和田さんの言葉を“褒め言葉”と捉えている人もいるようですが、少なくとも『トド』という表現が適切とは思えません」

 

 たびたび、和田の発言に批判が集まる『アッコにおまかせ!』だが、もう何回“いい加減にせんかい”と言われているだろうか。

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