「演技が下手」だと思った朝ドラヒロイン…3位広瀬すず、2位土屋太鳳、1位は「役作りする気がない」と酷評【500人に聞いた】

『まれ』で主演を務めた土屋太鳳

 

 9月4日、NHK連続テレビ小説のバトンタッチセレモニーがおこなわれ、現在放送中の朝ドラ『虎に翼』ヒロインを務める女優・伊藤沙莉から、今月末に始まる『おむすび』ヒロインの橋本環奈へ、無事バトンが渡された。

 

 4月に放送が始まった『虎に翼』も、いよいよ最終回へ向けひた走っている。現在、主人公・寅子は40代。10代から40代の幅広い年代を見事に演じわけた伊藤の演技力に、称賛が集まっている。

 

 いっぽう、これまで朝ドラヒロインを演じてきた女優たちのなかには、演技力に厳しい声が寄せられた人も。そこで、本誌は全国の男女500人にアンケート調査を実施。過去10年で放送された朝ドラ作品のなかで、「演技が下手」だと感じた女優を1人選んでもらったところ、以下のような結果となった。

 

 

【第3位】広瀬すず『なつぞら』41票

 

 放送当時は「広瀬すずがかわいいだけ」といった酷評も見られた同作。ビジュアルの強さは絶対的武器だが、演技で魅せることはまだできなかったようだ。

 

「この女優さんは、ドラマよりCMのほうが合っていると思います。映画も厳しい。お姉さんのアリスさんは演技がうまいと思いますね」(50代女性・パート)

 

「なにを演じても広瀬すずという感じ」(50代女性・公務員)

 

「かわいさをうまくいかせていなかった」(20代男性・会社勤務)

 

「顔の表情が変わらないし、セリフが棒読み」(50代女性・パート)

 

【第2位】土屋太鳳『まれ』57票

 

「最悪の朝ドラ」と呼ばれることもある『まれ』。ネット上では、この作品をきっかけに土屋を苦手になったが、以降の作品で好きになったという声も散見される。

 

「ぶりっ子演技が苦手だった」(40代女性・専業主婦)

 

「そのままだった感じ。周りの役者さんに救われた気がします」(30代女性・公務員)

 

「脚本もひどかったが、普通に素人だった」(50代男性・公務員)

 

「演技が一定で、感情の起伏があまり感じられない。わざとらしい」(30代女性・公務員)

 

【第1位】黒島結菜『ちむどんどん』67票

 

「ちむどんどん反省会」というハッシュタグが毎週のようにXでトレンド入りした、ある意味、伝説の作品だ。アンケートで得られた反応を見るに、脚本への批判に加え、黒島の演技力も作品への視線を厳しくした要因なのかもしれない。

 

「セリフを言うとき、感情がこもってないと感じるときが多かった」(20代男性・会社勤務)

 

「本人そのまんま。演技しているの? と思ってしまった」(20代男性・派遣社員)

 

「役作りをする気がないとしか思えない所作」(30代男性・会社勤務)

 

「話がおもしろくなかったうえ、歴代の朝ドラヒロインが上手だったので、期待しすぎていた部分もある」(20代女性・専門職)

 

「脚本のせいもあると思うが、感情移入できなかった」(30代女性・会社勤務)

 

「表情がとぼしく、セリフも言い方も全部同じで、一本調子な演技だった」(20代女性学生)

 

 7月にはパートナーで俳優の宮沢氷魚との第1子を出産した黒島。愛する子供のためにも、演技に精が出るにちがいない。

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