トラウデン直美「おじさんの詰め合わせ」発言で掘り返された“過去の発言”…いまだ拒否感示す人も
自民党が8月21日に発表した、党総裁選の広報用ポスター。「時代は『誰』を求めるか? THE MATCH」というフレーズとともに、歴代の総裁の写真がずらりと並んでいるものだ。
デザインについて賛否両論巻き起こっているこのポスターだが、一方で注目を集めているのが、このポスターをめぐる、モデルでタレントのトラウデン直美のコメント。8月21日放送のTBS系『NEWS23』の中で、このポスターを見て『おじさんの詰め合わせ』と言い放ったのだ。これが「男性差別ではないか」とネット上で波紋を呼んでいる。
だが、彼女の発言が物議をかもすのはこれが初めてではない。4年ほど前の彼女の発言だ。
「2020年12月に首相官邸で行われた『2050年カーボンニュートラル・全国フォーラム』に出席したトラウデンさん。その会合の様子がNHKのニュースで報じられたんですが、『買い物をする際、店員に「環境に配慮した商品ですか」と尋ねることで店側の意識も変わっていく』との主張が、字幕スーパーと合わせて報じられ、これが大炎上した過去があります。
当時は、『世間知らず』『面倒くさい客』など物議を醸しました。本人は後のネット媒体でのインタビューで『あの発言が良くも悪くも注目されたことで、ひとりでも多くの方が環境に対して考えるきっかけになったのであれば、結果的にはよかったのかなと今は思っています』と堂々としています」(週刊誌記者)
高校生のときに授業で環境問題を扱ったことから、SDGsなどに興味を持ち始めたというトラウデン。この発言以前から、環境問題に関するプロジェクトに参加していた。
「東京ガールズコレクションの関係者に、当時環境大臣でレジ袋を廃止した小泉進次郎氏を紹介されたと自らインタビューで語っています。それ以降、2020年から環境省の『プラごみゼロアンバサダー』、2021年からは『サステナビリティ広報大使』と、SDGsについてのプロジェクトによく呼ばれるようになっていますね。
こうした“意識の高さ”ゆえ、当時の発言があったのでしょう」(同前)
環境活動家のグレタ・トゥーンベリ氏にも共感しているだけに、今後もスタンスはブレないだろう。だが、ネット上ではこの「環境に配慮した商品ですか」発言の印象が色濃いようだ。Xでは、「おじさんの詰め合わせ」発言に対して、こんな反応が……。
《環境に配慮しようと言ったら仕事たくさんもらえるだろうけど、おじさんに配慮しようとか言っても仕事増えんしね…》
《トラウデン直美さんって店員に環境に配慮した商品ですかって詰め寄る人でしたっけ》
《トラウデン直美、環境には配慮してたのにおじさんには一切配慮なしで笑った》
中には、《コイツがコメンテーターしてる時点でテレビ消してます。店で環境に配慮してますか?と店員に聞く嫌味たらしいトラウデン》という意見まで。「炎上発言の詰め合わせ」のレッテルが貼られないとよいのだが……。
08/23 08:00
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