山田涼介主演ドラマが “大爆死”…目黒蓮、松村北斗ら旧ジャニ出演作好調のなか視聴率2%台に急降下

 

 Hey! Say! JUMP山田涼介の主演ドラマ『ビリオン×スクール』(フジテレビ系)が大苦戦している。

 

 同ドラマは、財閥系企業のトップで億万長者の主人公が身分を隠して教師になるという学園コメディー。山田にとっては10年ぶりの学園ドラマで、志田未来との共演は、かつての大ヒットドラマ『探偵学園Q』(2007年・日本テレビ系)を彷彿させると、放送前から話題になっていた。

 

 

 7月5日放送の初回の世帯平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)は4.3%と、5%にも届かなかった。第2話が4.0%、そして第3話は2.7%と急降下している。

 

「視聴率2%台というのは、かなり衝撃的な数字です。第3話が放送された7月19日金曜の夜9時台、日本テレビ系は『金曜ロードショー』で『リメンバー・ミー』、テレビ朝日系では『ミュージックステーション夏祭り3.5時間SP』が放送されていました。

 

 しかし、視聴率はそれぞれ6.9%、7.3%で、それほど高い数字を取ったわけではなく、大きな影響があったとは思えません」(テレビウオッチャー)

 

 フジテレビの金曜9時ドラマは、2023年10月の『うちの弁護士は手がかかる』(主演・ムロツヨシ)、『院内警察』(主演・桐谷健太)、『イップス』(主演・篠原涼子、バカリズム)と続き、『ビリオン〜』は4作め。

 

「それぞれの初回視聴率は順に、6.9%、7.1%、5.8%で、5%を割ったのは『ビリオン〜』が初めて。また各ドラマの各話ごとの視聴率をみても、これまでの最低が『イップス』の第9話(6月7日放送)で、3.7%でした。さんざん低視聴率だと言われた『イップス』を大きく下回ったのですから、もう “大爆死” と言われても仕方ないでしょう」(同前)

 

 くしくも、7月期ドラマには旧ジャニーズの「STARTO ENTERTAINMENT」系タレントが、大量出演していることも話題になっている。

 

 フジテレビ系 “月9”『海のはじまり』の主演はSnow Manの目黒蓮。同グループの渡辺翔太は『青島くんはいじわる』(テレビ朝日系)、阿部亮平は『GO HOME〜警視庁身元不明人相談室』(日本テレビ系)に出演中で、いずれも高い視聴率を叩き出している。

 

 Six TONES 松村北斗出演の『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)も評価は上々だ。また2023年に独立した二宮和也は主演ドラマ『ブラックペアン シーズン2』(TBS系)が第3話まですべて11%超という高視聴率を維持している。

 

 それだけに、山田の『ビリオン〜』の爆死が目立ってしまっている状態だ。

 

 本誌がアンケート調査した7月期の「期待はずれだったドラマ」ランキングでは5位だった『ビリオン〜』。がっかりの理由には「話がペッラペラすぎ」「主役の人が財閥のCEO? 小さすぎて役にあってない。ジャニヲタしかみない」などの辛辣な声が……。

 

 多くのファンがいることを期待して起用される旧ジャニタレントだが、「勝ち組」「負け組」がはっきりしてきたということかもしれない。

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