抗議文まで出した松本人志を突っぱねた!読売テレビ社長は「『ミヤネ屋』訂正する必要ない」発言に透ける“打算”
『週刊文春』で報じられた性加害疑惑で、文藝春秋を相手取った裁判のため、2023年末から芸能活動を休業中の松本人志。
7月14日以降は「当たり前の権利」としてXでの投稿を再開させている。
「そもそもXを本格的に再開することになったきっかけは、7月12日に約4カ月ぶりに投稿された内容でした。同投稿は、松本さんの代理人弁護士が『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に対し送った抗議文を、そのまま貼り付けたものです。
抗議の対象とされたのは、2024年7月11日に放送された内容です。松本さん側は、番組内に出演したコメンテーターで、文藝春秋社と仕事上の取引がある、おおたわ史絵氏の『ありとあらゆる手を使って、とにかくA子さんに諦めさせようという図式だけははっきりと私にもわかっている感じですかね』という発言を問題視。
また、欠席した宮根誠司の代わりにMCをつとめた西山耕平アナと澤口美歩アナのやり取りが、週刊文春の記事にも書かれていない内容の発言だとして抗議。抗議文の最後には、同番組のことをBPO(放送倫理・番組向上機構)に申し立てる意思を明らかにしていました」(芸能記者)
この松本側からの抗議文に対して、7月25日、『情報ライブ ミヤネ屋』を手がける読売テレビの松田陽三社長が、大阪市内の同局で会見を開いた。
「会見で松田社長は、『抗議文の中身を拝見いたしますと、ちょっと事実関係で誤解があるのかな、という気がしております』と反論。一般論として、係争案件を扱う場合は『お互いの主張の一方に偏らないようにするのが番組作りの基本』としたうえで、『番組内での訂正の予定はありません。報道局でも訂正する必要はないという判断です』とコメント。松本側からの抗議を完全に突っぱねる形となりました」(同前)
“抗議文”という強気な態度を取った松本サイドに冷淡すぎる読売の対応。背景にはいったい何があるのか。
「松田社長は“一方に偏らないようにする”と原則を述べていますが、これも程度問題です。記事を通じてA子さんの証言を含めさまざまな証拠を出しているのは文春側です。『ミヤネ屋』が同記事を元に発信するのは仕方のないところでしょう。松本さんが記者会見を開き、具体的に細かくこれまでの報道に対して反論するのであれば、松本さんの主張を大々的に扱うのではないでしょうか。
また、松本さんが復帰した際に、起用したいという下心があれば、局側もある程度手を緩めるはずです。そうした“配慮”がないことを考えるに、テレビ局側も、そもそも復帰するのは難しいと内心考えているのではないでしょうか。こうした打算込みの発言だと思います」(芸能記者)
裁判に勝つ以外、復帰の道は途絶えつつあるーー。
07/27 10:42
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