「期待はずれだったドラマ」ランキング…3位日曜劇場、2位クドカン新作を抑えた1位は「重すぎて」脱落者続々【500人にきいた】
7月クールの連続ドラマも第2話・第3話が放送され、そろそろ各ドラマの評価も定まりつつある時期となった。
そこで本誌はアンケート調査を実施。「期待はずれだった」「みるのをやめた」ドラマはどれかを、全国の20代から50代のドラマ好き女性500人にきいた。対象としたのは、民放のプライムタイム帯で放送されている7月スタート(一部は6月スタート)のドラマ12作品だ。
では、今クールの「がっかりドラマ」トップ5からみていこう。
【第5位】『ビリオン×スクール』45票
山田涼介が演じるのは、正体を隠して教師になった財閥企業のトップ。「現代の常識をぶち壊す痛快・学園エンターテインメント」(番組HPより)だ。共演は木南晴夏、神木隆之介ら。がっかりの理由は?
「山田くんの主演で楽しみにしていましたが、話がペッラペラすぎてみるのをあきらめました。神木くんも出てるんだからまた『探偵学園Q』でもやったらよかったのに」(40代・無職・新潟県)
「この主役の人が財閥のCEO?小さすぎて役にあってない。ジャニヲタしかみないと思う」(50代・無職・神奈川県)
【第4位】『科捜研の女24』48票
1999年放送開始の長寿シリーズ。内藤剛志、若村麻由美、風間トオルやお馴染みの顔ぶれに加え、加藤諒が科捜研の新メンバーに加わった。
「これまでと特に変わったところはないけど、徐々におもしろくなくなってきてるような……。飽きたってことか」(30代・会社員・東京都)
「沢口さんももうすぐ60歳。なんかみててツラい。思い切って新しいキャストでやってもいいかも」(20代・主婦・大阪府)
【第3位】『ブラックペアン シーズン2』53票
2018年放送『ブラックペアン』の続編。シーズン1から6年後を描く。共演は竹内涼真、内野聖陽ら。
「話題になっていたからみてみたけど、二宮の演技がウザすぎてリタイア。演技が上手いとか言われてるけど、疑問」(50代・パート・埼玉県)
「前回シリーズはおもしろかったから期待したけど、なんか拍子抜け。TBSの日曜劇場ってどれも演出過多になっている気がする」(30代・アルバイト・岐阜県)
【第2位】『新宿野戦病院』74票
脚本家・宮藤官九郎が久々にフジテレビドラマを手がけることで話題に。橋本愛、塚地武雅、濱田岳、生瀬勝久など共演陣も豪華だが……。
「宣伝でおもしろそうだと思ったけど、いざ見てみると話がゴチャゴチャしすぎて追いつけない。気楽にドラマをみたい派の私には合わなかった」(30代・主婦・兵庫県)
「小池栄子ががんばってるのは認めるけど、やっぱりあの英語の発音はつらい。クドカンも『不適切』はよかったけどねえ」(50代・主婦・神奈川県)
「医療ドラマかと思ったらただのドタバタコメディだった」(20代・学生・埼玉県)
【第1位】『海のはじまり』92票
目黒蓮がフジ月9初主演。共演は有村架純、大竹しのぶら。大ヒット作『silent』のチームが手がけることでも大きな期待を集めたのだが……。
「番宣をみて内容が重いのは覚悟していたけど、思った以上に重かった……。これは月曜からみるものではないと感じたため、離脱しました」(20代・アルバイト・東京都)
「月9っていつからこんな暗くて重苦しいドラマばっかりになっちゃったのか。夏くらいはもっと爽やかなドラマでよかったのに」(50代・会社員・愛知県)
「目黒蓮くんが好きなのでみてみたけど、ストーリーにまったく共感できずリタイアです。もっと明るいドラマで目黒くんをみたかった」(20代・会社員・東京都)
「目黒蓮の話し方がボソボソしすぎて何をしゃべっているのかわからない。似たような役を松村北斗が『西園寺さんは家事をしない』でやってるけど、こっちのほうが話も明るいし全然いいと思う」(20代・アルバイト・千葉県)
上位の作品は「期待するドラマ」ランキングでも上位の作品ばかり。それだけ注目を集め、期待が大きかったドラマの証ともいえる。今後、評価を一変させることはできるかーー?
07/21 21:00
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