「がっかりです」「ロックじゃない」ワンオクTaka都知事選で“推し候補”の匂わせ…投票訴えるもファンは落胆

　日本のみならず、世界で活動の場を広げているロックバンド・ONE OK ROCKのボーカルTakaが7月3日、Instagramを更新。動画を通じて、7月12日公開の映画『キングダム 大将軍の帰還』の主題歌についてや、自身が「パニック障害」を抱えていることも告白。同時に、都知事選での“推し候補”を匂わせたことに反響が集まっている。

　Takaは動画の中で、今回の都知事選は「非常に重要な選挙になります」と切り出すと、自身はロサンゼルス在住のため投票権がないものの、都知事選に「推してる人がいます」と発言。「総じて、この人がバランス良くやってくれるんじゃないかなという人は自分の中にいる。その人を推したいと思ってます」と、特定の候補者の支持を表明したのだ。

　候補者の名前こそ出さなかったものの、同動画の中で複数の“ヒント”を出している。

「Takaさんは『テレビなどで主要4候補とされている中にいる、現職ではない、政治家から立候補した人ではない、男性で歳が近い』と5つのヒントを出しました。

　そのうえで、『俺も世界で戦ってるからこそ、日本のことが超心配になる』と説明。『海外で戦うってことは、自分のバックグラウンドがあるからこそ戦える。そのバックグラウンドが恥ずかしいものだと、僕らも胸張って戦えないわけですよ。そのバックグラウンドが今、揺るぎつつある。正直、とんでもない状況になってると思います』などとして、みんな投票に行ってほしいと訴えました」（芸能記者）

　現職ではないという時点で、小池百合子都知事は外れる。男性で歳が近い、という点では、蓮舫氏や田母神俊雄氏も候補から外れるだろう。

「X上で“推理”を繰り広げるファンのほとんどは、石丸伸二氏のことだろうと考えているようです。ただ、元安芸高田市長であることから、YouTubeとXを中心に選挙活動を展開する、ひまそらあかね氏を指すのではないかと推測する人もいますね」（同前）

　だが、数多いるファンが、支持する政治家は人それぞれ。Takaの“推し”が石丸氏だと仮定したうえで、Xには落胆する声がよせられている。

《ワンオクの音楽は好きだし世界に挑戦してる姿は尊敬してますが立候補者の名前をハッキリ言わないのはロックじゃないね》

《この人好きだったのにがっかりです》

「海外では、アーティストが政治的な発言をおこなったり、特定の候補者への支持を表明するのはごく普通のことです。ロサンゼルス在住のTakaさんからすれば、今回の発言も特別なことではないのかもしれませんね。しかし当然、石丸氏を支持していないファンから反発する声は出てくるでしょう。政治的な発言のひとつのリスクでしょう」（同前）

　ともあれ、「都知事選に関心を持ってもらう」ことにつながったのは間違いない。