熊田曜子すら泣かせた“女性ディス”…有吉弘行に批難続出、粗品騒動で“毒舌芸”への見方に変化

 

 このところ芸能界の“毒舌”の取扱について変化が生じているようだ。かつて“毒舌あだ名芸”を皮切りに再ブレークを果たし、いまや多くの冠レギュラー番組を抱え、バラエティの王者となった有吉弘行もその一人。

 

 6月29日、『ロンドンハーツ 女性芸能人スポーツテスト2024』(テレビ朝日系)が放送され、番組内で有吉が女性芸能人たちに見せたふるまいに対して、ネット上では批難の声があがっている。

 

 

 番組には21名の女性芸能人が出演。有吉は番組冒頭から藤田ニコルに「お座敷犬だなお前は」、フワちゃんには「黙ってろ、ブス」など毒舌を炸裂させていた。

 

 特にターゲットとなったのが熊田曜子だ。熊田は「全国の40代代表としてがんばります」と宣言するも有吉は「40代が味方につかない」「40代が怒ってる」とチクリ。さらに走り高跳びでは「ミスれミスれ」と煽り立て、失敗した熊田が涙ながらに再挑戦を申し出るも、有吉は「ルールだから」「できねえよ」とバッサリ。

 

 放送翌日の30日に熊田はInstagramを更新。フワちゃん、柏木由紀らと並ぶショットを披露した。熊田の体操服からは、鍛え抜かれた腹筋も見える。

 

 だが、投稿のコメント欄には、視聴者から有吉を批難する声が寄せられた。

 

《走り高跳びの時の有吉君のヤジ凄く悲しい言葉でした真剣に挑んでる人にたいしての言葉としては凄く悲しい言葉だと思いました》

 

《すごく頑張ったねー。泣かされたの、ちょっと嫌でした》

 

《有吉さん嫌いじゃないけど、あのいじり方は少し嫌でした》

 

 一方で《有吉さんが悪者になっててビックリです。バラエティですから》といったフォローの声も。そもそも番組ファンにとっては、有吉と熊田のやりとりはおなじみのものだと放送作家が語る。

 

「番組では“昔のロンハー風でお届けしました”のテロップが出ていたように、これまでも有吉さんが熊田さんに冷たくする、過剰にイジる流れはありました。有吉さんはあえてヒールを演じたのでしょうが、今のご時世ゆえ良く思わない人もいるでしょう」

 

 毒舌芸でいえば霜降り明星の粗品も、芸人としては大先輩にあたる元雨上がり決死隊の宮迫博之を「知名度のある一般人」などと腐したほか、元SMAPの“キムタク”こと木村拓哉の身長ネタをイジり賛否を集めたばかり。

 

 やはり、人をイジる毒舌芸に関しては潮目が変わりつつあるのかもしれない。

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