中島健人がOP歌唱【推しの子】実写化に続く “アイドル起用” で気になる、描かれた「芸能人の闇」リアル感
7月3日から第2期放送が始まるアニメ『【推しの子】』(TOKYO MXほか)のオープニング曲「ファタール」を歌うユニット「GEMN(ジェム)」の正体が、6月30日、中島健人とキタニタツヤであることが発表された。
中島といえば、2024年3月まで「Sexy Zone」(現timelesz)のメンバーだったことで知られている。同グループ卒業後、ドラマ出演が決まっていた中島だが、音楽活動はこのユニットが初めてだ。
『【推しの子】』といえば、2023年の第1期放送のオープニング曲だったYOASOBIの『アイドル』が世界的ヒットとなり、キタニも出場した2023年大晦日の『NHK紅白歌合戦』では、大勢の出演者がコラボした演出で話題をかっさらった。
芸能記者が、こう話す。
「物語は伝説のアイドルのファンだった主人公がそのアイドルの子供に “転生” するという大胆な設定。
転生後に主人公の “母” となったアイドルが殺害され、芸能界に潜むとされる真犯人を突き止めるため、主人公自身も芸能活動をおこなっていくというストーリー。
そのなかで、実際の芸能界の舞台裏と思われる描写が多数出てくるのです」
今回、アニメのオープニング曲に中島が起用されたが、2024年1月に制作発表された『【推しの子】』の実写化でも、元乃木坂46の齋藤飛鳥、元=LOVEの齊藤なぎさが起用されており、中島含めて “元アイドル” との関わりが非常に多い作品だ。
実際に「X」上では今回の中島の起用に対して、こんな声が聞かれていた。
《推しの子、齋藤飛鳥と中島健人というグループを離れた人をアイドルという側面のまま起用するの中々にエッジ効かせてて好き》
《中島健人が推しの子に関わるのってアイドルの現実とフィクションのクロスオーバー感がある》
《セクゾ最後のライブでサインボールに「アイドルとは中島健人である」と書いたケンティーのアイドルとしての覚悟と矜持が、推しの子の主題歌を担当する中でどのように昇華されていくのかめちゃくちゃ楽しみ》
アニメ第1期では、恋愛リアリティショー番組に参加した登場人物が、SNSで自身に対する誹謗中傷を目の当たりにする、という「芸能人の闇」が描かれたが、実際の芸能人たちのリアルはどうなのか。
芸能ジャーナリストの平田昇二氏は、こう話す。
「馴染みの芸能マネージャーが、『みんな、エゴサしている。コメントを気にする子も多く、あまり見ないほうがいいよ、と止めることもあるくらい』と嘆いていましたよ。
昔はタレントが『2ちゃんねる(現5ちゃんねる)』を見ていると告白したら大きな話題になりましたが、今はエゴサーチをしないコのほうが少ないくらいです。
それどころか、SNSの発言などは “自分の評判” を確認してから考えるのが鉄板の流れになっているみたいですからね。
“裏垢” で表立って発言できないことを発信しているタレントも多いらしく、その点も『かなり注意しておく必要がある』と、マネージャーは頭を抱えていました」
だんだん「芸能人」と「一般人」の境界がぼやけてきているのかもしれない。
07/03 09:45
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