市村正親「完璧すぎるシングルファザー」の充実日々キャッチ！　元妻・篠原涼子には「今でも感謝でいっぱい」【写真あり】

　6月下旬の朝、渋い表情で送迎車に乗り込むのは、ミュージカル俳優・市村正親だ。2つの重そうなバッグを持っていても、75歳という年齢をまったく感じさせない早歩き――。それもそのはず、市村は俳優として活動する傍ら、高校生の長男と中学生の次男を育てるシングルファザー。休むひまなど無いのだ。

「市村さんといえば、2021年に女優・篠原涼子さんと15年半にわたる離婚に終止符を打ちました。市村さんの強い希望で、親権は父親が持つことに。離婚当時、72歳という年齢に世間では心配の声も上がりましたが、なんとか子育てをしているそうです。

　そもそも、市村さんは舞台を中心に2年半先までスケジュールがびっしり埋まっています。しかしその合間にも、学校までの送り迎え、さらにはお弁当作りなど献身的に子育てに向き合っていました。弁当には手紙を付け、地方公演以外の東京で過ごせる時は、スキンシップを大事にするなど、『何でも話し合える親子関係』を大切にしていたと聞きます。2021年に俳優としてデビューした長男・優汰は4月から高校生。一方、次男は4月から中学生になったため、今後もお弁当作りは継続しそうです」（芸能記者）

　気になるのは、元妻・篠原涼子との関係だ。

「篠原さんについては、市村さんとの離婚を発表した直後の2021年8月、『週刊文春』が韓流アイドルSUPERNOVAのメンバー・グァンスとの不倫関係を報じました。双方ともに不倫疑惑を否定しており、真相はわかりませんが、イメージダウンしたのは間違いありません。しかしその後も若者に大人気となった2022年のドラマ『silent』（フジテレビ系）に出演し、2024年にはコメディードラマ『イップス』（フジテレビ系）で主演を務め、“イタいおばさん役”という新境地を切り開きました」（ドラマ関係者）

　当然、“不倫疑惑”が出たような元妻とは絶縁状態……かと思いきや、市村は現在も交流があるという。

「別れてから金輪際会わないという関係ではないようです。子どもたちも用事があるとLINEなどで日常的にコンタクトはしているそうですよ。市村家に関連し、ご不幸があったときは子どもたちの母親として、喪服を着て参列している姿を目撃した人もいます」（関係者）

　そもそも、過去の離婚が“喧嘩別れ”というわけではなかったという。

「2人でよくよく話し合ったうえでの結論です。『子どもなんかどうでもいい』と、親権を手放してまで離婚に踏み切ったわけじゃないんですよ。そこは子どもたちも理解しているようです。逆に、市村さんは離婚した今でも篠原さんには感謝しているそうです。

　まず第一に、『25歳も年上の自分と結婚してくれてありがとう』ということですね。結婚前、篠原さんは超有名人でしたがお忍びで交際を続けていました。観劇する際も、客席にはおらず、幹事室などの他人目がないところでするなど、篠原さんは、非常に気をつかったそうです。事務所を含め周囲全部が交際に反対しても、結局押し切るかたちで結婚しました」（同前）

　そして何より、元気な男の子を2人産んでくれたことだ。

「しかも長男は父親の背中を追ってミュージカル俳優になってくれました。ある意味、もうこれ以上望みなんてないのではないでしょうか。市村さんは今後も全身全霊で子育てをすると言っていますよ。市村さんはまさに“聖人”ですね」

　少しでも見習いたいところだ。