漫画原作ドラマ「失敗作」ランキング【’24年上半期】『リビングの松永さん』は中島健人に違和感、圧倒的1位は「原作改変ひどすぎ」
6月30日に放送された『ブラック・ジャック』(テレビ朝日系)が注目を集めている。24年ぶりにテレビドラマ化された手塚治虫の名作は、世帯平均視聴率が10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマーク。主演の高橋一生には、X上でも《原作イメージにピッタリ》との声も寄せられていた。
しかし、漫画原作のドラマ化は何かとハードルが高いのも確か。「イメージと違う」と、批判を浴びることも多いーーというわけで、本誌はアンケート調査を実施。2024年上半期に放送された漫画原作のドラマで「失敗作だと思う」作品を、全国の20代から40代の女性500人にきいた。
では「漫画原作失敗ドラマ」トップ5からみていこう。
【第5位】『お迎え渋谷くん』(フジテレビ系) 34票
原作の主人公は保育士の女性だが、ドラマでは俳優・渋谷に変更された。主演は京本大我だ。
「渋谷の声がイメージと全然違う。俳優の役なんだから、もっとちゃんとした俳優にやってもらいたかった」(20代・アルバイト)
「コメディ要素が多すぎて原作のよさが……。主役の演技力もイマイチ」(40代・アルバイト)
【第4位】『君が獣になる前に』(テレビ東京系) 35票
タイムリープした主人公が、真相を求めて奔走する戦慄のノワール・サスペンス。主演は北山宏光だ。
「原作と全然違って驚いた。あと、なんでもジャニタレ使うのやめてほしい。演技下手すぎる」(20代・学生)
「マンガならいいけど、実写になるとグロすぎる。でも、バッキバキのベッキーだけはよかった」(30代・パート)
【第3位】『リビングの松永さん』(フジテレビ系) 37票
3〜5位まで旧ジャニ系のタレント主演作が占めた。『リビングの松永さん』は主演の中島健人に違和感を覚えたのとの声が。
「原作が大好きでドラマ化されると聞いて喜んだけど、配役を見て『これはないや……』とがっかり。ドラマもやっぱり残念でした」(40代・会社員)
「中島健人は別に嫌いじゃないけど、松永さん役に全然合ってない。なんで金髪なんだ」(30代・主婦)
【第2位】『からかい上手の高木さん』(TBS系) 55票
原作はシリーズ累計発行部数1200万部超の大ヒット。ドラマの主演は月島琉衣だが、映画版も永野芽郁主演で5月に公開されている。
「マンガやアニメだと親しみのあるキャラなんだけど、実写になった途端『これじゃない』感が。なんでも実写にすればいいってもんじゃない」(20代・学生)
「この作品は漫画だからこそ楽しめる世界観だと思います。ドラマ化しないでほしかった」(30代・派遣社員)
【第1位】『ACMA:GAME アクマゲーム』(日本テレビ系)77票
日テレが制作に2年をかけた大型プロジェクトで、10月には劇場版映画も公開予定。しかし視聴率は全話平均で3.55%と大爆死……。主演は間宮祥太朗だ。
「ストーリーはドラマのオリジナルらしいけど、無理やりすぎて、原作の世界観を壊してしまっていた。間宮君の無駄遣い」(30代・アルバイト)
「アニメならいいんだけど、無理やり実写にしたことで違和感満載。まったく入り込めなかった」(30代・会社員)
「原作改変がひどい。キャスティングも全然合ってない。原作クラッシャー」(40代・主婦)
放送期間中に原作者がXで苦言を呈したことも話題になった。映画は大丈夫?
07/02 21:00
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