『笑うマトリョーシカ』水川あさみ好評の裏で…TBS局員が “運命を分ける” と感じた俳優の「演技力」SNSでも賛否両論
6月28日、夏ドラマでいち早く初回が放送されたTBS系ドラマ『笑うマトリョーシカ』は、女優の水川あさみが主演のヒューマン・サスペンスだという。
「同局のサスペンス色の強いドラマといえば、近年は『最愛』(2021年放送)を皮切りに『マイファミリー』(2022年放送)、『VIVANT』(2023年放送)と話題作が多かったです。
先日放送が終了した春ドラマでも、日曜劇場『アンチヒーロー』が安定した視聴率を記録していました。
それだけに『笑うマトリョーシカ』への期待感も非常に強かった印象です」(芸能記者)
初回では、政治の世界を舞台に、水川演じる新聞記者の主人公が “元新聞記者の父” の死の真相に迫ろうとする様子が描かれていた。
その放送終了後、感想投稿型SNS「フィルマークス」では、ある俳優の演技で意見が真っ二つに割れる状況となっている。
《嘘くさい笑いが張り付いた中身のない役が櫻井くんにピッタリ過ぎて体が痒くなりそうなほど》
《櫻井翔、はまり役だわ。変にカッコつける役よりこういう複雑な役の方がずっと魅力的》
《櫻井翔くんがどうしても若く見えちゃって 合わないんだよな》
《主演の水川あさみや玉山鉄二は良いけど、櫻井翔の相変わらずの演技の下手さに最後までついていける自信がないな》
どうやら「セリフ感」そのままのような櫻井の演技が賛否両論状態を生んでいるわけだ。
櫻井の演技については、過去の出演作でこんな評価も出ていた。前出・芸能記者が話す。
「ぶっ飛んだ設定だったこともありますが、以前の主演作『新空港占拠』では、熱すぎる演技が求められたにもかかわらず、櫻井さんに対して、『セリフが単調すぎる』という声も多かったんです」
今回の『笑うマトリョーシカ』では、『新空港占拠』に比べて、“抑えた演技”が求められているのか?
放送を見たTBS局員は初回放送の感想をこう話す。
「ストーリーは昨今の考察ブームに乗っていて、初回時点では最高におもしろいと感じました。櫻井さんはニュースキャスターを務めたり、本人にも『政治家転身説』が囁かれるだけに、役柄はピッタリだなと思いましたよ。
ただ、その演技に関しては違和感を感じる人もいるでしょうし、『もう少し上手かったらよかった』という声も局内からは聞こえてきました。
視聴率的には、この演技が受け入れられるかどうかが、この作品の運命を分けることになる気がします」
櫻井の演技は、割っても、もう一つの顔が出てくる “マトリョーシカ” なのか――。
07/01 12:28
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