2024年上半期「がっかりドラマ」ランキング『366日』『新空港占拠』を超えた“失敗作”は?【500人にききました】
4月からスタートしたドラマも、続々と最終回を迎える時期となった。
そこで本誌は、2024年上半期に放送されたドラマを総括するアンケート調査を実施。「失敗作だと思う」「がっかりした」ドラマはどれかを、全国のドラマ好きの20代から50代の女性500人にきいた。
対象としたのは、民放局のプライム帯に放送され、視聴率が高かった15作品だ。
【第5位】41票『花咲舞が黙ってない』主演・今田美桜 日本テレビ系
池井戸潤原作の人気シリーズ。2014年と2015年に放送された第1・第2シリーズでは杏が主演だったが、今回の第3シリーズは今田にキャストチェンジ。上司役も上川隆也から山本耕史にバトンチェンジした。平均視聴率は7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯。以下同)。
「前シリーズがおもしろかったので、期待しすぎたのかな。舞のキャラ設定は前のほうがよかった」(30代・会社員)
「美桜ちゃんはかわいいんだけど、なんだか演技が騒がしくて……。やっぱり杏さんのほうがしっくりくるなぁ」(20代・主婦)
【第4位】44票『君が心をくれたから』主演・永野芽郁 フジテレビ系
長崎を舞台にしたファンタジーラブストーリー。愛する人の命と引き換えに、自身の五感が奪われていく――という過酷な設定に、賛否の声が。平均視聴率は5.8%。
「とにかく暗いドラマだった。これでもかと不幸が襲ってきて、途中でリタイアしました」(30代・会社員)
「芽郁ちゃんだから期待したけど、話が重すぎた。あれを月曜に見るのはキツい」(30代・パート)
【第3位】46票『366日』主演・広瀬アリス フジテレビ系
フジテレビ「月9」が続けてランクイン。6月17日に最終回が放送された。この4月クールにはほかにも『アンメット ある脳外科医の日記』(フジテレビ系)『くるり~誰が私と恋をした?~』(ともにTBS系)など、“記憶喪失もの”が多かったことも話題となった。平均視聴率は6.1%。
「大好きな曲を題材にしたドラマということで期待したが、始まってみるととにかく暗くて重い内容でがっかり」(30代・無職)
「記憶喪失という設定だと、何でもアリになる。少し前の韓国ドラマみたい。月9には、悲恋ものより明るいドラマを見たい」(30代・会社員)
【第2位】61票『新空港占拠』主演・櫻井 翔 土曜22時 日本テレビ系
2023年放送の『大病院占拠』に続くシリーズ第2弾。櫻井が捜査一課強行犯係所属の刑事を演じた。平均視聴率は6.5%。
「櫻井翔、演技下手すぎ。刑事は無理でしょ。第2弾つくるほどの話でもないし」(30代・自営業)
「内容が前のと一緒。櫻井とかジャニタレ好きな人以外は、楽しめると思えない。子供向けですね」(30代・無職)
「リアリティなし。CGは低レベル。演技もダメ。まさか来年はないよね?」(20代・会社員)
【第1位】66票『Believe-君にかける橋-』主演・木村拓哉 テレビ朝日系
なんと、旧ジャニーズ事務所タレントの主演ドラマがワンツー。テレビ朝日開局65周年記念として、木村ほか天海祐希、竹内涼真、斎藤工、北大路欣也ら、豪華キャストが顔をそろえたのだが――。第8話までの平均視聴率は9.9%。
「キャストが豪華で期待したけど、これじゃない感。まさか脱獄逃亡劇だとは思わなかった」(30代・派遣社員)
「橋をつくる話だと思ったらぜんぜん違った。あまりに現実離れしていて入り込めない」(50代・主婦)
「やっぱり何をやってもキムタク。もう中年アイドルなんだから、そろそろ違う方向の役をやればいいのに」(50代・主婦)
票を集めるのは、注目の裏返しだ。
06/18 21:00
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