松本若菜はひとり“宝物”を抱っこして…“夫”とは距離を置く「緊迫のお宮参り」シーンを目撃!
11月7日、フジテレビ系のドラマ『わたしの宝物』の公式インスタグラムが、主演の松本若菜と夫役の田中圭らのオフショットを公開。一見仲睦まじい家族にも見えるが、ドラマ本編は“ドロドロ”の不倫劇が繰り広げられている。
「主人公の専業主婦の産んだ子どもが、実は夫以外の男性との子どもであることを隠したまま育てる、いわゆる“托卵”がテーマのドラマ。先の読めない展開は話題を呼び、放送のたびにSNSでトレンド入りするほど注目されています」(テレビ誌ライター)
話題の『わたしの宝物』だが、週刊女性は冒頭の公式SNSに投稿された神社でのロケ現場を目撃した。
撮影が行われたのは10月下旬。朝9時ごろからお宮参りのシーンがスタートし、カメラが回っていない間、田中はゴルフのエアスイングを繰り返したり、共演している赤ちゃんを変顔であやすなど終始リラックスムード。
対する松本は休憩中も他の出演者たちと一定の距離を置き、折りたたみ椅子にポツンと待機するなど、常に重々しい表情を浮かべていた。
「このシーンの松本さんは、家族に対して罪悪感を抱えながらお宮参りをする場面。役作りとして気持ちに“フタ”をしたのかもしれません。彼女は遅咲きでブレイクを果たした苦労人ですからプロ意識がとても高いのでしょう」(制作会社関係者、以下同)
松本は鳥取県出身。15歳のとき、地元の商業施設のフードコートで女優の奈美悦子を見かけて握手を求めると奈美から“芸能界に興味ない?”とスカウトされるも気持ちの整理がつかずに辞退。高校卒業後、一般職に就いたが、芸能界への憧れがあきらめきれず、22歳で奈美を頼って芸能界入りした。
“実るほど頭を垂れる稲穂かな”
「デビュー翌年の2007年に、『仮面ライダー電王』で主演の佐藤健の姉として出演し、知名度を上げました。しかし、女優としての仕事は少なく、長らくグラビア撮影やアルバイトで糊口をしのぐ日々が続いたんです。本人は仕事に恵まれなかった30代を“暗黒時代”と振り返っており、一時は引退も考えるほど追い込まれていたとインタビューでも明かしています」
現在は引く手あまたな松本だが、その謙虚な性格も彼女のブレイクにひと役買っているようだ。
「松本さんの座右の銘は“実るほど頭を垂れる稲穂かな”なのですが、これを幼いころからお母さんに言い聞かされて育ったそうです。また、お父さんも厳格な人で、門限などを設けられて社会のルールやマナーをたたき込まれたようで、彼女は芸能人と思えないほど腰が低くて思いやりのある性格。夏クールに放送されたTBS系ドラマ『西園寺さんは家事をしない』に続き、連続で主演を任せられたのも彼女のそういった面が大きいのでは」
松本の成功の裏には、両親からの教えという“宝物”があるのかもしれない。
11/14 21:00
週刊女性PRIME