「イッテQの感動が薄れる」“数字を持ってる”手越祐也、異例の生出演と日テレの魂胆

手越祐也

 元NEWSの手越祐也が、28日放送の『DayDay.』(日本テレビ系)に生出演したことが話題となっている。長年のファンが喜びの声をあげる一方、そこには日テレの戦略が透けて見えるようで……。

日テレの生放送は4年ぶりの手越

 それは番組がスタートして40分すぎのことだった。黒田みゆアナウンサーが、「ここでゲストにお越しいただきました。YOSHIKIさんプロデュースの『XY』への加入を発表した手越祐也さんです!」と高らかに呼び込むと、スタジオに手越が颯爽と登場。おなじみの敬礼ボーズを笑顔で決めてみせたのだ。

 日テレの生放送は4年ぶりという手越に、SNSも沸騰。

《DayDayに手越出てるやん!》

《DayDayに手越くんでてやばい!!!》

《すごーい! 手越くん出てる! 前回のイッテQ以来! 出れるようになったのね!》

《手越くん出てる!!! 朝から最高すぎる》

 と歓喜の声が続出。後半、手越は『XY』加入について数分トークすることはあったものの、そのほかはVTRを見たり、レギュラーのコメンテーターとのやり取りを楽しむなど、番組が終了するまでの約1時間半にわたり出演し続けた。

「彼が今回やってきたのは、29日の深夜、同系で放送されるXY加入のドキュメンタリーの番宣のためのようです。ただし『DayDay.』での告知ゲストは基本、エンタメコーナーが始まるタイミングで登場する。それを今回のように前半から出させたのは異例中の異例のことでしょう」(芸能ライター)

 手越といえば、13日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(同系)に出演。平均世帯視聴率は13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)、平均個人視聴率も9.8%と、かなりのハイスコアを記録。しかも、TVerでの8日間の再生回数は421万再生と、同TVerでこれまでに配信された、すべてのバラエティー番組における再生数としては歴代最高記録だったこともわかったのだ。

 今回の『DayDay.』での出演時間を見るだけでも、勢いのある手越にあやかろうという日テレの魂胆を勘繰りたくもなる。ネットでも、こんな意見が散見できる。

《なんか急過ぎて日テレに動かされてる感じ? やだなあ。イッテQの感動が薄れる》

《日テレ手越解禁ですか??? イッテQで味しめて?????》

《ジャニ弱体化で使いやすくなったのと日テレ視聴率テコ入れ》

「ちょうど同28日、日テレの福田博之副社長が定例会見で手越の『イッテQ』出演に対する反響の大きさに言及。『また見たいという声にできるだけ応えられるようにしていきたい。現場と相談したいと思います』と語っていました。数字が取れると踏んだら、とにかく使い倒すのが日テレの手法ですからね。流れ次第では手越を『イッテQ』以外の番組にも出演させるのでは。

 例えば『しゃべくり007』は、『イッテQ』のスタッフが一部かぶってます。また『ぐるナイ』内の『グルメチキンレース ゴチになります!』のレギュラーで、NEWS現メンバーの増田貴久との再共演なども、まったくないわけではない」(同局関係者)

 だが、切るときは容赦なく切ると言われている日テレ。いま神輿に担がれようとしている手越も犠牲者にならなければいいが……。

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