「そういえばこの子何してるんだろ」福田沙紀が監督デビュー、掘り返された“第2のエリカ様”
ある人気女優がドラマ監督となり注目を集めている。かつて、『3年B組金八先生』(TBSテレビ系)や『拝啓、父上様』(フジテレビ系)など、人気ドラマに出演していた福田沙紀だ。
「現在、福田さんは、ショートドラマ配信アプリ『BUMP』で配信中の『大人に恋はムズカシイ』の監督を務めています。1話1分のショートドラマという、福田さん自身役者としても出演した事がないというジャンル。初めての挑戦の中、監督デビュー作となった今回のドラマは好評のようです」(芸能プロ関係者)
監督デビューを果たした福田は、女優としても華々しい経歴をもつ。
「2004年、当時13歳で第10回全日本国民的美少女コンテストで演技部門賞を受賞し、芸能事務所『オスカープロモーション』に所属することとなりました。女優デビューは『3年B組金八先生』で、数々のドラマ、映画にも抜擢される売れっ子女優の道を駆け上がりました」(前出・芸能プロ関係者)
“第2のエリカ様”
だが、徐々にテレビ出演が減っていき、所属していた『オスカープロモーション』を2020年8月に退所。フリーに転身したものの、表立った活動は少なかった。
監督業が好調の彼女の登場に、ネットではこんな声が並ぶ。
《そういえばこの子何してるんだろうって思ってた》
《デビューしてテレビに出始めた頃は若者ならではの物怖じしない感じやズケズケ言うようなイメージだった》
《あまり場の空気みたいなものをわからない、意識しない子なんだと、当時思った》
《あの頃かなり推されていたのに、態度が悪いとかの噂が多くてフェードアウトしてしまったイメージ》
ブレイク当時を振り返るも、福田のイメージはあまり良くないようだ。そういった印象になってしまうのは、当時の彼女の言動を思い返すと無理はないと、前出・芸能プロ関係者は納得する。
「福田さんはこれまで週刊誌に数々の自由奔放な言動を報じられていました。2018年には『FRIDAY』が業界内の福田さんの評判を掲載。気が乗らない撮影はストップさせるなど現場ではやりたい放題だったといい、当時『櫻の園』という映画で共演した杏さんから“共演NG”を出されたともされています」
その他にも、共演者だけではなく、マネージャーなどに対してもやりたい放題だったという。
「自身に関するネット記事に対しても、福田さんが気に入らないものは“削除して”と昼夜問わずマネージャーに連絡し、撮影現場にも集合時間に4時間遅刻してきたなど、かなり周囲を困らせていたと聞いたことがあります。当時、“第2のエリカ様”というあだ名が付けられていたようです」(前出・芸能プロ関係者、以下同)
そんな破天荒な福田も14歳で女優デビューしてから20年。今や34歳となった。
「演者から、裏方としての作品作りに関わるようになった彼女。あるインタビューでは《いろいろな人の気持ちや力が集まってひとつの作品ができあがるということが、監督という立ち位置に立たせていただいたことでよりはっきりと見えてきました》と語っていました。監督業が経験値となり、俳優としてもより魅力的な存在になっていくのではないでしょうか」
監督・福田沙紀としての活躍が益々楽しみだ。
10/25 12:00
週刊女性PRIME