「絵から出てきたような“彫刻顔”」SixTONESのイケメン度を美容のプロがジャッジ
メンバーそれぞれの活躍が目まぐるしいSixTONESのメンバー。映画やドラマ出演で頭角を表してきた松村北斗(29)。俳優・京本政樹と元アイドル・山本博美の息子でメンバーの中でも歌唱力で注目されることの多い京本大我(29)。
ドラマで主演クラスの出演もある森本慎太郎(27)。芸能一家でクールな印象な田中樹(29)。資格の所有数や年齢非公開などバラエティでも活躍する高地優吾(こうちゆうご)。綾瀬はるかとの熱愛報道で注目をさらに集めたジェシー(28)。
美容医療的に見たSixTONESのイケメン度
一見個性の強い6人がひとつのグループとして活動しているのは奇跡とも言えるのではないか。
今回はそんな6人を『R.O.clinic』の呂秀彦医師に美容医療的に見た彼らのイケメン度を分析してもらった。
――6人それぞれがビジュが立ちまくっているSixTONESのメンバーですが、なんとか頑張ってイケメン度ベスト3を順位つけるとどのような結果になりますでしょうか?
呂医師(以下呂)「いきなり難しい質問からいきますね!では、あくまで美容医療としてのバランス感や理想とされるパーツ配置としてのジャッジですが、まず3位は田中樹さん。
顔のパーツ配置の美しさはもちろんですが、そこに彼しか演じられないような色気やオーラがあり、その+αでの3位です。このような“雰囲気的魅力”はメイクなどで叶うものではないので、彼のこれからの芸能活動においても武器になるかと」
――確かに田中さんの雰囲気はそこに立っているだけで決まるというか、ただかっこいいという言葉では足りない魅力ですね!
呂「はい。センスもありますし、モデル業などでも成功しそうだなと思いました。そして2位は京本さん。彼は芸能の神様に愛された毛並みの良さと言うか、誰もが“かっこいいよね!”と素直に称してしまうような王道の美しさがあります。“美少年”という称号は彼のためにあるのかもしれません」
気になる一位は
――そこまで褒めてもまだ2位!では、気になる1位は?
呂「輪郭・目・鼻・口とすべてがきれいに整った、スーパーバランス王子・ジェシーさんですね。
まるで絵から出てきたような“彫刻顔”はどの角度から見てもかっこよく、すっと高い鼻や物憂げな眼差しは、ハーフ(ミックス?)ならではの魅力に溢れています。また、きゅっと上がった口角がかっこよいだけではなく、お顔全体に品を与えています」
――確かに、ジェシーさんのきれいに上がる口角はいいですよね。澄ました顔もすてきですが、くしゃっと歯を見せて笑ったお顔もすてきです。
呂「そう! そこがすごいんです! 普通、美人でもイケメンでも、笑うと顔の配置バランスが崩れたりするものですが、ジェシーさんは笑ってもきれいに目は下がり、口元はきれいに上がり、バランスがまったく崩れない。静動どちらの表情も魅力にあふれるなんて、これはなかなか難しいものです」
――確かに、静止画で見るとかっこいい人が、ドラマなどで動くと、「あれっ、こんな顔だったんだ」と思うことがありますが、ジェシーさんに関してはその心配はまったくなさそうですね
呂「はい。例えば2位の京本さんは男性らしいしっかりしたノーズラインと立体感のある目元を生かし、澄ました方が決まりそう、など 普通はそれぞれ“得意顔”があると思うのですが、ジェシーさんのお顔は喜怒哀楽どんな表情をしても 絶対に“かっこいい”に着地できる。芸能界の中でもかなりの高バランス顔と言えるでしょう」
演技力の高さを見せている松村北斗
――喜怒哀楽といえば、最近では映画やドラマで演技力の高さを見せている松村さんはいかがでしょうか?
呂「すっと通った鼻すじに、切れ長の二重幅が狭めの目が印象的ですね。彼のようなパーツのお顔は老けにくそう! 年齢を重ねるほどにますます素敵になりそうなお顔です」
――もしかするとこの先、イケオジ役で活躍するかもしれませんね!
呂「その可能性は大ですね。ただ、輪郭の骨格がしっかりしており、ちょっとだけお顔がこけやすいかも」
――そうなっても精悍な雰囲気ですてきな気がしますが、もし顔のこけが気になった場合はどのような方法があるでしょうか?
呂「頬やこめかみなど、へこみが気になる部分にヒアルロン酸を注入するのが一番即効性が高く、ダウンタイムも少ない。男性はもちろん、女性にも非常に人気のある施術です。ヒアルロン酸といえば、田中さんもまぶたのお肉が薄く、目周りがやせやすそうなので、そのような悩みにも適応します。
ただ、田中さんは奥二重と二重の非対称さを持つ目元が中性的で危うい魅力となっているので、その魅力を壊さないよう、片目ずつバランスを見、二重まぶた埋没法などで対応するのもエイジングサインの出てきた目元には効果的です。
ハリがなくなり、やせることでまぶたが下がり、眼瞼下垂の症状が出てくると二重幅も変わるので、そのための策として埋没法は効果がありますよ」
目元がすてきな森本慎太郎
――二重にしたいからじゃなく、二重を維持したいから埋没法という考え方もあるのですね。ところで、個人的に目元がすてきだなと思うのは森本さんなのですが、先生から見ていかがでしょうか?
呂「オリエンタルな魅力を感じる目元ですね。彼の場合、グラマラスラインと涙袋がしっかりあってきれいです。そこは中性的なのですが、骨格がしっかりしており男性的。このバランス感は、元TOKIOの山口さんに近い、王道ジャニーズ顔のひとつです」
――となると、少しぽっちゃりしやすいかも?
呂「それは食生活などにもよりますが、骨格的に、太るとお顔の大きさが目立ちやすいかもしれませんね」
――よく、「顔から太る」なんて言う方は私の周りにも多いです。このような悩みにはどのような方法が良いのでしょうか?
呂「脂肪吸引など外科的施術で根本的な対策を取ることもできますが、例えばあご下など、手軽に気になるパーツ痩せが目指せる施術としては、脂肪溶解注射がおすすめです。目指す痩せ具合にもよりますが、みなさんお顔なら2~3回くらい打つことでシャープさを実感されています。早い方は1回でシュッとしていますよ」
――注射は手軽だし、圧迫やダウンタイムなどの心配も少ないのでいいですね。他に輪郭をシャープに整えるにはどのような施術があるのでしょうか?
呂「リピーターも多く常に人気があるのは糸リフトでしょうか。シャープさを出すのはもちろん、たるみケアや美肌効果もあるので、定期メンテナンスとして行っている芸能人も多いです。ジェシーさんのように完璧イケメンでも、たるみが気になったらぜひおすすめしたいですね」
――イケメンもたるみが気になる時期がやってくるのかもしれません。ところで、「若見え」に特化すると、SixTONESナンバーワンはどなたでしょう?
呂「王道ジャニーズ系の“かっこかわいいイケメン”、高地さんですね! 顎先が短く、童顔に見えるパーツ配置で、グラマラスなリップラインは女性的でもあり、セクシーでもある。彼のような顔タイプは老けにくいと思います。そして今日改めてじっくり見て驚いたのですが、今美容トレンドになっている“ACR”がすごいキレイ!」
――ACR? 初めて聞きました
呂「ACRとは、左右の鼻翼と鼻柱の3点を結んだ線の形が逆三角形だと美しいといわれています。ACRを整えることで上品な印象や垢抜けた雰囲気を作り出すことができます」
呂「鼻先の三角形がきれいに描かれているバランス感のことで、高地さんはすっと美しい三角形になっています。目元やリップに目がいきがちですが、彼の一番の魅力は鼻かもしれない!」
――骨格から目元、口元、鼻まで、パーツも魅力に溢れているSixTONESですね。顔全体だけではなく、彼らの細かいパーツまで、引き続き注目したいと思います!
今回お話を伺ったのは……
呂 秀彦(ロ ヒデヒコ)先生。R.O.clinic(アールオークリニック)院長。日本形成外科学会専門医。医学博士。順天堂医学部卒業後、昭和大学形成外科・美容外科、大手美容クリニックを経て2020年R.O.clinic開院。患者一人ひとりに真心と誠意を持って、丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの治療が好評。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS)に所属。
10/20 11:00
週刊女性PRIME