「結婚の可能性2%」から2年、有働由美子が”迷い”を断ち切らせた“同郷”出身レジェンド

有働由美子

 10月6日から、有働由美子がMCを務める冠番組『有働タイムズ』(テレビ朝日系)がスタートする。

「政治、芸能、スポーツなどのニュースを取り扱う情報番組でありながら“究極のエンターテインメント”を目指すとのこと。報道からバラエティーの司会までこなせる有働さんらしい番組になりそうです」(スポーツ紙記者)

“いよいよ結婚できなくなる”

 1991年にNHKに入局した有働は、安定感のある進行と好感度の高さも相まって、同局の人気アナに。『紅白歌合戦』の総合司会を7回も務めるなど、順調にキャリアを重ね、2018年にフリーに。その後、日本テレビ系で放送中の報道番組『news zero』のMCを5年半務めた。

「実はこの『有働タイムズ』は、テレ朝の会長である早河洋氏の肝いり番組なんですよ。有働さんがフリーになった直後からずっと、早河会長が直々にオファーして実現したと聞きました。有働さんは人気と実力共に、女性キャスターの中でもトップクラス。テレ朝は『報道ステーション』など報道に力を入れている局ですから、有働さんの力で盤石にしたいのでしょう」(制作会社関係者、以下同)

 6年近い年月を経て実現した『有働タイムズ』だが、時間がかかったのには理由があるという。

「有働さんはNHKで管理職の道を選ばず、現場での仕事を続けるためにフリーの道を選んだほど、報道の現場にこだわりを持っています。それと同時に、結婚願望も強かったんです。今回の新番組を打診された際、彼女は50歳前後。“冠番組を抱えてしまうと忙しくなり、いよいよ結婚できなくなる”と、長らく悩んでいたそうです

 独身であることを自虐していた有働だが、80回近くお見合いに挑戦するなど、一時期は婚活に積極的だった。

ロールモデルはNHK出身の先輩

2013年に5歳年下で静岡県で空調設備などを扱う企業の御曹司であるAさんとの真剣交際が報じられました。お忍びで旅行に行くなどゴールイン目前と思われましたが、2021年ごろに破局。以降、浮いた話は聞こえてきません

『週刊女性』も2022年、有働本人に結婚観について直撃。その際に「デートする暇があれば取材など仕事をしたい。(結婚の可能性は)2%くらい」などと答え、結婚より仕事モードだという心境を明かしてくれた。実は、この考えに至ったのは、テレビ界の“レジェンド”といえる大先輩の影響が大きいようで─。

「現在の有働さんは、黒柳徹子さんをロールモデルにしているんです。黒柳さんは有働さんと同じNHK出身。女性でありながらも、テレビの現場仕事に取り組み続けて未婚を貫いています。有働さんはアフリカの支援活動をしているのですが、これも長年ユニセフの親善大使を務めている黒柳さんの姿勢を見て感化されたようです

 2023年に『news zero』の企画で両者の対談が組まれた際、有働は黒柳に仕事と結婚について質問。黒柳が“仕事を優先したことに後悔を感じていない”と答えると、有働も大きく頷き、心服するように聞き入っていた。

「有働さんは、今後の人生を仕事に全力を注ぐよう。今では『有働タイムズ』を成功させるため、朝から晩まで打ち合わせとニュースの勉強を繰り返しているとか」

 初の冠番組のため、決心がついた有働。その意気込みは番組に反映されるはず!

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