暗殺未遂相次ぐトランプ氏「私の警護にはもっと人員が必要」…「最後のパットを決めたかった」と冗談も

 【ワシントン=池田慶太】米国のトランプ前大統領は16日、X(旧ツイッター)で行った対談で、自身の暗殺未遂事件を踏まえて「私の警護にはもっと人員が必要だ」と述べた。バイデン大統領から16日に電話があり、護衛の増強が必要かどうかについて意見を求められたと明らかにした。

 トランプ氏はゴルフをプレー中だった当時を振り返り、「空から銃声が聞こえた。たぶん4、5発だった」と語った。警護官がすぐに自分を連れてゴルフカートで一緒に避難したと説明した。「警護官は素晴らしい仕事をしてくれた」と称賛した。中断したゴルフについては、「最後のパットを決めたかった」と冗談を飛ばした。

 トランプ氏はこの日、FOXニュースのインタビューで、バイデン大統領や、11月の大統領選に立候補しているハリス副大統領が自身を批判していたことが事件の原因になったと主張した。容疑者が「両氏の発言を信じ、それに従って行動した」との見方を示した。

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