「ロサンゼルス・オートショー」が報道陣に公開 トランプ次期政権はEV向け補助金の廃止を検討…自動車メーカーの受け止めは?

アメリカ・ロサンゼルスで世界最大級の自動車展示会が22日から始まります。トランプ次期政権はEV=電気自動車向けの補助金の廃止を検討しているとされていますが、自動車メーカーはどう受け止めているのでしょうか?

記者
「韓国メーカーの起亜は今回、5車種の新型モデルを発表しましたが、そのうち4車種がEVなどのいわゆるエコカーです」

22日からの一般公開を前に報道陣に公開された「ロサンゼルス・オートショー」。近年は各社がEVをアピールする場ともなっていて、今回が初めてとなる商用車の展示でもEVのトラックが並びました。

一方で、トランプ次期大統領はバイデン政権が導入したEV購入者へ支給する最大7500ドル、日本円でおよそ115万円の補助金を廃止することを検討しているとされています。メーカーの担当者は…

フォードの担当者
「今後について、今の段階で判断することはできません。実際に新政権が発足してからの動きを見守りたいと思います。現政権と同様に新政権とも協力していきます」

実際に補助金が廃止されるなどした場合、EVの市場シェアは今後、15%から20%減少するともいわれていて、トランプ次期大統領の自動車政策が注目されます。

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