あす開幕のロサンゼルス・オートショー トランプ次期政権のEV補助金廃止検討めぐり自動車メーカー「今の段階で判断できない」

アメリカ・ロサンゼルスで、あすから始まる世界最大級の自動車展示会。自動車メーカーはトランプ次期政権をどう受け止めているのでしょうか?

記者
「韓国メーカーの起亜は今回、5車種の新型モデルを発表しましたが、そのうち4車種がEVなどのいわゆるエコカーです」

一般公開を前に報道陣に公開された「ロサンゼルス・オートショー」。近年は各社がEV=電気自動車をアピールする場ともなっていて、今回初めて設けられた商用車の展示でもEVのトラックが並びました。

こうした中、トランプ次期大統領はバイデン政権が導入したEV購入者への最大7500ドル、日本円でおよそ115万円の補助金制度の廃止を検討しているとされています。

現場の担当者は…

フォードの担当者
「今後について今の段階で判断することはできません。実際に新政権が発足してからの動きを見守りたいと思いますが、これまでと同様、次期政権とも協力していきます」

一方で、補助金が廃止されるなどした場合、EVの市場シェアは今後15%から20%減少するともいわれていて、次期政権の自動車政策が注目されます。

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