ガザ停戦めぐる安保理決議案採決 アメリカが拒否権行使「人質解放につながらない決議案に賛成できない」
国連の安全保障理事会はパレスチナ自治区ガザでの即時停戦を求める決議案を採決しましたが、アメリカが拒否権を行使しました。
国連の安全保障理事会は20日、ガザで戦闘を続けるイスラエル軍とイスラム組織ハマスの双方に対し、即時停戦を求める決議案を採決しました。
安保理の15の理事国のうち、日本を含む14か国が賛成しましたが、常任理事国のアメリカが拒否権を行使しました。
アメリカ ウッド国連次席大使
「戦争の恒久的な終結には人質の解放が不可欠だ。この2つの目標は切り離すことはできない」
決議案はハマスに対して、人質の無条件解放も求めるものでしたが、アメリカは「人質の解放につながらない決議案に賛成することはできない」などと拒否権行使の理由を説明しました。
11/21 03:25
TBS NEWS DIG