中国・江蘇省 専門学校8人殺害事件 香港紙「拘束された男の遺書が拡散」 実習中の職場や学校への不満つづる

中国・江蘇省で男が複数の人に切りかかり、8人が死亡した事件で、男が遺書のようなものを残していたと香港メディアが報じました。

記者
「学校の正門前なんですが、たくさん人が集まってきています」

この事件は16日、江蘇省・無錫市の専門学校で男が学生らを刃物で切りつけたもので、8人が死亡、17人がけがをしました。

当局は、男がこの専門学校で卒業証書をもらえなかったことや、実習中の職場に不満を持っていたとしています。

香港メディア「明報」は、“男の遺書のようなものがインターネット上で広がっている”と伝えています。そのなかには、「毎日16時間働いているのに給与を滞納されている」との不満とともに、「私の死で労働法の改善を進める」などと書かれていたとしています。

男は既に身柄を拘束され、容疑を認めているということです。

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