CIA長官らがエジプトやイスラエル訪問へ 中東の安定化へ協議を加速させる狙い

アメリカ政府はCIA=中央情報局のバーンズ長官ら複数の高官をエジプトやイスラエルに派遣するなど、中東情勢の打開に向けた働きかけを強めています。

アメリカ・ホワイトハウスはCIAのバーンズ長官が31日にエジプトを訪問すると明らかにしました。

エジプトはパレスチナ自治区ガザをめぐるイスラエルとイスラム組織ハマスの間の停戦協議を仲介しています。

バーンズ長官は27日に停戦と人質解放をめぐる新たな提案をイスラエル側と話し合ったばかりです。

ハマス側は新たな提案について協議に応じる姿勢を示していて、事態打開に向けた進展があるか注目されます。

また、アメリカ政府は中東担当の高官やアメリカ中央軍の司令官らも31日にイスラエルなどを訪問すると発表しました。

▼ガザ情勢に加えて、▼イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの交戦の停止、さらには▼イスラエルとイランの間の報復攻撃への対応などが話し合われるものとみられます。

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