ガザ短期停戦案を拒否=イスラエル軍撤退など主張―ハマス

【イスタンブール時事】パレスチナ自治区ガザの停戦や人質解放を巡る交渉で、イスラム組織ハマスの幹部は1日、仲介国のカタールやエジプトから示された短期間の停戦案を拒否したと明らかにした。AFP通信が伝えた。ハマスが求める恒久停戦やイスラエル軍のガザ撤退が含まれていないと主張した。
イスラエルのメディアは先に、同国政府が停戦期間を1カ月とする案を新たに示したと報道。エジプトのシシ大統領も、まずは2日間の停戦を提案した。イスラエルとカタール、米国の交渉担当者は今週「新たな枠組み」を協議したが、ハマスの態度が軟化する兆しは見えないままだ。

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