イスラエル軍がレバノン首都郊外を空爆 13人死亡 「ヒズボラ資金管理の金融機関を標的」

レバノンに拠点を置く、イスラム教シーア派組織ヒズボラへの攻撃を強化しているイスラエル軍は21日、レバノンの首都ベイルートの南部郊外を空爆。少なくとも13人が死亡しました。

イスラエル軍は21日もベイルート南部郊外で複数の空爆を行いました。

ロイター通信によりますと、レバノン保健省はこのうち、国内最大の公立病院の周辺への空爆で少なくとも13人が死亡、57人がけがをしたと明らかにしています。

アメリカCNNによりますと、イスラエル軍は攻撃前にベイルート南部に避難命令を出していましたが、この病院の周辺は避難の対象地域には指定されていなかったということです。

イスラエル軍は、ヒズボラが資金管理に利用しているとアメリカが指摘している金融機関「アルカード・アルハッサン協会」を標的にした攻撃だとしていますが、これまでのところ、この金融機関やヒズボラ、レバノン政府のいずれもコメントを出していません。

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