米EVテスラが自動運転タクシー「サイバーキャブ」を発表

実業家のイーロン・マスク氏がCEOを務めるアメリカの電気自動車大手テスラが自動運転タクシーの試作車を発表しました。

アメリカ西部ロサンゼルスにあるワーナー・ブラザース・ディスカバリーの撮影スタジオで行われた発表イベント。マスク氏が乗り込んだのが、テスラ初となる自動運転タクシーの「サイバーキャブ」です。

試作車の段階ですが、座席の中央には大きなパネルがあるのみで、ハンドルがありません。

アクセルやブレーキペダルも無く、カメラで周辺環境を認識し、人工知能=AIで走行を制御しているということです。

イベントでマスク氏は2027年までに生産を開始したいと話しましたが、アメリカメディアによりますと、製造には規制当局の承認が必要だということです。

自動運転タクシーを巡っては、アメリカではすでにグーグルの持ち株会社アルファベット傘下のウェイモなどが一部地域で運用を始めていて、今後、開発競争がますます激しくなりそうです。

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