アメリカ政府「事前通知の継続望む」「誤解や誤算のリスク減らす」　中国のICBM発射実験めぐり

中国によるICBM＝大陸間弾道ミサイルの発射実験をめぐり、アメリカ国防総省は中国が事前に通知したことを評価し、今後も継続するよう求めました。

中国軍は今朝、ICBM＝大陸間弾道ミサイルの発射実験の写真を公開しました。

実験はきのう行われ、太平洋の公海上の予定した海域に「正確に着弾させることに成功した」としています。

これについてアメリカの国防総省は25日、「事前通知を受けたことは良いことであり、誤解や誤算のリスクを減らす」と評価しました。米中間の意思疎通が適切に行われているという認識を示したかたちです。

また、弾道ミサイルの発射などに関する事前の通知は「信頼醸成の措置」だと述べました。