10月の大型連休を前に在日本中国大使館が旅行者に「注意喚起」 深センの日本人学校の児童殺害を受けた措置か

来週から中国で大型連休が始まるのを前に、中国大使館は日本を訪れる中国人に対し注意を促しています。広東省深セン市で男子児童が死亡した事件を受けての措置とみられます。

日本にある中国大使館はきのう、日本で暮らす中国人や日本を旅行などで訪れる予定がある中国人に対し、「安全意識を持つよう」注意喚起する文書を発表しました。

深セン市で先週、日本人学校の男子児童が刺されて死亡した事件をめぐり、中国に対する反発が日本国内の一部で広がっていることを受けての措置とみられます。

文書には、▼デモや集会に近づかないことや、▼日本の法律を守り日本の習慣や慣習を尊重することなどが書かれており、トラブルを起こさないよう求めています。

中国では10月1日から建国記念日にあたる国慶節の大型連休が始まり、多くの中国人が旅行で日本を訪れるものとみられています。

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