イスラエル軍、ガザ南部“人道エリア”を空爆 少なくとも19人が死亡

パレスチナ自治区ガザに侵攻を続けるイスラエル軍は、避難民が多く集まりテントが密集するエリアを空爆し、少なくとも19人が死亡しました。

ガザ保健当局は10日、ガザ南部ハンユニス近郊のマワシ地区にイスラエル軍の空爆があり、少なくとも19人が死亡したと発表しました。

地元メディアは、少なくとも40人が死亡、60人がけがをしたと報じていますが、イスラエル軍は、この数字について誇張されているとしたうえで、イスラム組織ハマスの拠点を狙った攻撃だと主張しました。

現場周辺は、イスラエル軍が「人道エリア」に指定している場所で、ガザ全土から避難民が多く集まり、テントが密集していたということです。

AP通信によりますと、このうち少なくとも20のテントで火災が発生したほか、空爆によって地面に巨大な穴ができ、救助活動が難航しているということです。

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