ガザでのポリオワクチン接種 南部でも開始 対象外地域では攻撃続く

パレスチナ自治区・ガザで行われているポリオのワクチン接種について、すでに完了した中部に続き、5日からは南部地域での接種が始まりました。

UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関は5日、ガザ南部のハンユニスなどでポリオのワクチン接種が始まったと発表しました。

ガザでは、すでに中部で、対象となる10歳未満の子どもたちへの接種が完了していて、5日からは南部地域の子ども34万人を目標に、4日間の日程で接種が予定されています。

イスラエル軍は、期間中、対象地域での攻撃を停止していますが、中東アルジャジーラによりますと、5日、前日まで接種が行われていた中部・デールバラハの病院近くの避難民テントに攻撃があり、少なくとも4人が死亡、2人の子どもがけがをしたということです。

ほかにもガザ各地で攻撃があり、過去24時間で17人が死亡しています。

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